「ブロッケンの妖怪」は、作・演出を倉持裕が手掛け、竹中直人&生瀬勝久が2015年に演じた舞台です。

©株式会社キューブ
人気劇作家の倉持裕が脚本を書き、日本を代表する名俳優の二人が演じるという夢のタッグの舞台です。
この3人の組み合わせは2011年に上映された舞台「ヴィラ・グランデ 青山~返り討ちの日曜日~」に次ぐ2作品目です。

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あらすじ
絵本作家の打越(竹中直人)と、担当編集者の黒柳(生瀬勝久)が、取材のためブロッケン現象が見られる洋館に訪れます。
ブロッケン現象とは、太陽と霧の関係で、人や建物の影の周りに虹のような光の輪ができる現象のことです。
洋館には、女主人の日ノ原虹子(高橋恵子)、娘の小真代(佐々木希)、使用人の稲井(大貫勇輔)、船頭の泊(田口浩正)がいます。
この洋館、何かわけありのようで人間関係がギクシャクしています。
そこに、ブロッケン現象が起こり、洋館の人々に不思議な変化が訪れます。
ミステリーホラーのような脚本ですが、さすがは竹中直人と生瀬勝久、しっかりとコメディに仕上げてきます。
日本を代表する二人の名優の演技だからこそできる独特の世界観に引き込まれます。
佐々木希の初舞台でもある本作・要注目です。
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