皆さんはご存知でしょうか。
かつて、日本には桜庭和志(さくらばかずし)というプロレス界の英雄がいたことを。
総合格闘技のブームとプロレスラーの弱さ
総合格闘技PRIDEが日本で大流行したのは2000年初頭です。
PRIDEルールで許された攻撃
- パウンド
- 関節技・絞め技
- 両手足をマットについた状態での頭部への蹴り
- 膝蹴り
他の格闘技に比べ、非常にルールが広く、自由度の高い格闘技です。
日本での総合格闘技といえば、元々プロレスが存在しています。
当然たくさんの日本人プロレスラーがPRIDEに参戦しますが、屈強な外国人格闘家にことごとくやられていきます。
圧倒的なグレイシー柔術
ブラジルから来たグレイシー一族がPRIDEを席捲します。
日本の柔道を元にブラジルで進化した格闘技です。

グレイシー柔術を使う彼等と、PRIDEのルールは相性が良く、日本人プロレスラーはどんどんやられていきます。
実は、プロレスラーは弱いんじゃないか、日本人誰もが、そう思い始めていました。
桜庭和志の登場
そんな中、突然桜庭和志が現れ、ホイス・グレイシーを破ります。
当時、ホイス・グレイシーは、グレイシー一族の中でも、ヒクソン・グレイシーを除けば最強と言われていた選手です。
この勝利により、逆にグレイシー一族が、逆に桜庭和志に挑戦することになります。
次々と刺客を送り込みますが、桜庭和志はそれを次々と破っていきます。
彼の活躍に日本中が沸きます。
元々、愛嬌のある笑顔と、楽しいパフォーマンス、試合での魅せるプレーなど、彼はどんどん人気者になっていきました。
相手に締め技をかけられながらも、ニヤリと笑る不敵な姿は、観客を魅了しました。

DVD「桜庭和志スペシャル」に収録されている試合
「桜庭和志スペシャル プロレスラー最強伝説」には桜庭和志が行った試合の中でも、伝説となっているホイス・グレイシーとの試合がノーカットで収録されています。
この試合は、ホイス側が時間無制限を主張して開催されたため、長時間の試合となっています。
その他にも、以下の試合が収録されています。
- 2000年1月30日 PRIDE GP2000開幕戦 ガイ・メッツァー戦
- 2000年5月1日 PRIDE GP2000準決勝 イゴール・ボブチャンチン戦
- 2000年8月27日 PRIDE.10ヘンゾ・グレイシー戦
- 2000年10月31日 PRIDE.11シャノン・リッチ戦
- 2000年12月23日 PRIDE.12ハイアン・グレイシー戦
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