スピリチュアル系のカテゴリーで大人気のブロガー阿部敏郎と雲黒斎の2人による2009年のトークライブを映像化したDVDが「阿雲の呼吸」です。
北海道、沖縄に住む、年齢も経歴も全く違う二人ですが、人生の挫折に喘いでいたとき、ある日突然あの世とつながったという共通点を持ちます。
ちょっと不思議な精神世界のお話、何かに追い込まれて精神を病んでいるときに観ると、心に刺さるかもしれません。
阿部敏郎とは
1953年 静岡県生まれ。
元シンガーソングライターです。
楽曲提供、プロデュースにより生計を立てていたが、30歳のときに突然、霊体験を経験し現英気を引退します。
精神世界を学び、静岡県の禅寺にて心の学校「いまここ塾」を始めます。
2002年に家族とともに沖縄に移住。
ブログ「いまここ塾」で大人気となりました。
雲黒斎とは
1973年、北海道生まれ。
グラフィックデザイナーを経て、広告代理店に入社します。
「あの世に聞いた、この世の仕組み」というブログで大人気です。
阿部敏郎がスピリチュアルに目覚めたときの話
最初は、阿部敏郎のトークから始まります。
仕事や社会に疲れ死にたいと思っていた30歳の頃。
ある日、小さな自分の中で小さな気づきがあります。
自分は取るに足らない人間であることに気づき、それでいいんだということに気づきます。
小さな気づきで一気に開放的な気持ちになり、次の日会社に辞表を出し、精神世界の勉強を始めます。
今度は、精神世界のことを語れる仲間ができて、その人たちと車座になって話し合っているときに、また自分が特別な人間になろうとしていることに気づきます。
その集会の真ん中で大声を上げ暴れたそうです。
その後に訪れた静寂が、とても気持ちよかったそうです。
そのときに、全てのものは一つであることに気が付きました。
これが、目覚めであり悟りであったと言います。
雲黒斎がスピリチュアルに目覚めたときの話
雲黒斎は、親からの愛情をあまり受けずに育ってきました。
自分が悪い子だから親が見てくれないと思い込み、周りにいい子と思われるように生きるようになりました。
それから、社会に出ても他人から人に認められたい一心でがむしゃらに働きました。
そして、2004年に、記憶が飛ぶようになり、心療内科に通うこととなってしまいました。
セロトニン欠乏という症状でした。
抗うつ剤の副作用で、吐き気や眠れない日が続き会社を休むことになってしまいます。
会社に戻っても居場所がなく、一人で会社から離れたところに行って昼食をとっていた瞬間、目覚めます。
言葉では形容しがたいものだそうですが、自分が消えて思いが体に入り込んでくるような状態だそうです。
その、思いを語っているのが「雲さん」という物体だそうです。
そこから、全く信じていなかった精神世界について勉強し始め、自分が命だったということに気づきます。
そこから、世界が一変します。
自分が命を所有しているのではなく、自分が命であると悟ります。
二人が経験した「目覚め」とはどういうものか?
「目覚め」とはどういうことを指すのか、について二人が説明します。
簡単にまとめると次の3つがポイントでした。
- 壁がなくなること
- 自分と他人の違いがないこと
- 幸せと不幸の差がないこと
元々そこにあるものなのに人は気づくことができません。
思考することによりその答えを見つけようとしても、思考を超えたものを見つけることはできません。
個人的な感想
DVDを観ながら、お二人の話を一生懸命拾いましたが、私には抽象的すぎて、うまく理解できませんでした。
そもそも考えて理解できるような世界ではないから、私ではたどり着けないのかもしれません。
ある日、はっと気づき目覚める日がくるのでしょうか。
スピリチュアルの世界は奥が深いです。
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