「白いピアノを山の頂上に運ぶ」は、今や大人気のお笑いコンビ千鳥が、まだ東京ではそれほど知名度がなかった2011年頃のDVDです。
オススメポイント
- 千鳥ならではのシュールなロケ
- 素人の扱いがうまい
- ダイアンのユースケも登場
「白いピアノを山の山頂に運ぶ」とは?
千鳥が大阪中心で活動していた2011年、東京ではレギュラー番組はなかったものの関西ではレギュラー番組を複数抱えて人気が出始めていました。
そして、満を持して単独DVDを作成することになったのですが、普通の芸人ならコント集やライブDVDを作ります。
しかし、そこはさすが千鳥。
「白いピアノを山の頂上に運びたい」という大悟の思いつきから訳の分からないロケを始めます。
この、思いつきの行動で、いきあたりばったりのロケをしておもしろくなるのが千鳥のすごいところです。
本編では、素人さんたちをたくさん巻き込んで、とんでもないロケが進んでいきます。
さすが、年に200本のロケをこなしているロケの帝王千鳥です。
あらすじ
突然「白いピアノを、山の頂上に運ぼうと思うとるんじゃ」という大悟に対し、当然「意味が分からん」とノブは言います。
「運んでみれば分かる」と豪語する大悟。果たして、山の頂上に白いピアノを運べば何が起こるのか、誰も分からないまま過酷なロケが始まります。
まずは、予算がほとんどない中で、ピアノを調達する必要があります。
お金持ちの家に行って「ピアノください」と言ってみたり、ピアノ屋さんにもらいに行ったりします。
そして、ピアノが手に入るとピアノを運んでくれる人を探しはじめます。
やっと集まった人たちにピアノを運ばせて、山頂で大悟が何をするのかは必見です。
おもしろかったポイント
まだ、知名度がそれほどなかった時代のダイアンの西澤(現ユースケ)が登場します。
ピアノを運ぶために色んな人に片っ端から電話をかけていくシーンでの、ノブの奥さんと大悟の会話が最高におもしろいです!
千鳥は素人の突拍子もない発言に対する返しがうまいので、誰が来ても、おもしろくなります。
ちょっとシュールすぎて理解できないかもしれませんが、千鳥好きなら絶対笑えると思います。
ファンなら絶対に見ておくべき1本でした。
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