今回紹介するのは、「社長辞めても年収1億 ホリエモンが教える中学生でも金持ちになる方法」という2011年に発売されたDVDです。
ホリエモンらしい挑戦的なタイトルです。
今回のDVDは、どうすれば素人が年収1億円稼ぐことができるようになるのかを、わかりやすく解説しています。
講義は5回に分かれていて、それぞれ30分くらいの内容です。
第一回、第二回のゲスト
- 川島絢子(現役女子大生タレント)
- 加藤リナ(AV女優)
- 夕貴(フリーター)
第三回、第四回、第五回のゲスト
- 小野真弓(グラビア女優)
- 間宮照子(現役女子高生アイドル)
- 内木場愛(キャバクラ嬢)
とにかく、素人向けの講義になっていますので、あまりネットビジネスの知識がない人が見るのにちょうどいい内容です。
このDVDのポイント
- ブログとSNSを組み合わせれば簡単に収益化できる
- せどりは手っ取り早い収益化が早くオススメ
- メールマガジンは口コミで購入者を増やせ
ホリエモンに詳しくない人のためにちょっと説明
ホリエモンこと堀江貴文(ほりえたかふみ)は、(株)ライブドアというIT起業の代表取締役でした。
しかし、粉飾決算を行ったという理由で逮捕され、裁判で実刑判決を受けました。
この件により、株主等への賠償のため、資産の99%を没収され、ほぼ無一文で収監されることとなりました。
しかしホリエモンはただでは転ばず、収監中に本の執筆やメルマガの発行ですごい年収を上げていました。
- メルマガ
- オンラインサロン
- 本の執筆
- アプリ開発
- 企業監修
第一回 SNSで収入をあげる方法
年収1億円稼ぐ第一歩として、ホリエモンが提唱したのがSNSによる収益化の方法です。
ブログを書いて広告を貼り付け、それをツイッターやフェイスブックなどのSNSで宣伝すれば、収入化することができます。
クリック数が増えれば増えるほど収入が増えていくことになります。
月4,000アクセスくらいであれば簡単にでき、月1万円の収入です。
アメブロのトップブロガー、月100万アクセスくらいある人であれば月収100万円くらいは稼いでいるとのことです。
また、特殊な方法ではありますが、SNSを利用して他人の悩みを解決する、質問回答型の仕組みを作って儲けるやり方も方法の一つです。
SNSで大事な点は、コメントをマメに返すことだそうです。
ユーザーとのコミュニケーションが一番大切とのことです。
第二回 アフィリエイトで稼げ
アフェリエイトとは、ネット上で、企業の広告を作って、それを見て商品を買ってくれる人が現れたらその数パーセントが報酬として入ってくる、という収入を上げる方法です。
前回話したSNSでの収入の作り方とほぼ同じ説明をしています。
アフィリエイトIDを作る方法など、もう少し踏み込んだ話にも一応しています。
アフィリエイトで成功するコツは、利益率が高い高額商品を選ぶことと、本当に自分がオススメしたいものを選ぶことです。
第三回 オークション&セドリで稼げ
最初にセドリとは何か、ということに関する説明です。
セドリの方法として簡単に二つの例を説明しています。
1.絶版になった本をBOOKOFFで買ってきて、Amazonでプレミア価格で売る。
2.Amazonで急に人気が出て品切れになったものをチェックして、中古を高値で売る。
もちろん、これはセドリのやり方の内のほんの一部にすぎませんが、素人にも分かりやすい例で説明しています。
価格の需要と供給が崩れた瞬間を狙いアビトラージを行うことがポイントなるとのことです。
余談として、皆のアルバイト経験の話で、ホリエモンと小野真弓が地獄バイトの代名詞山崎パンの工場で働いたことがあったことが発覚し、思い出話に花が咲いてます。
ホリエモンは大学ですぐに起業して大金持ちになったイメージがありますが、大学時代に競馬にはまりすぎて貧乏になっていた時代があり、色んなアルバイトを経験したみたいです。
第四回 メルマガで稼げ
第四回目の講義で題材にしているのが、メールマガジン、つまりメールで届く雑誌です。
前回の第三回は、ホリエモン自身が経験したことのないセドリについての話だったため歯切れが悪い部分もありましたが、メルマガは彼自身がそれだけで年収1億円稼いでいるので饒舌です。
そのメールマガジンに広告のリンクを貼り付けて置いて、リンク先の商品が売れたらメルマガ発行者にお金が入る仕組みです。
仕組み的にはアフィリエイトと同じです。
もう一つの儲けの仕組みとして、メールマガジン自体を有料にすることです。
メルマガの購読者から直接お金を稼ぐ仕組みです。
実際にこの方法でホリエモンは月840円×12か月×会員10000人=1億円の収入があります。
ホリエモンは元々知名度があったためすぐに会員数増えましたが、そうでない人は、近くの人を使ってでも口コミで会員数を増やしていくのが良いそうです。
第五回 堀江さんの周りの成功者
最後の講義は、ホリエモンの周りでインターネットを利用して稼いでいる人の話です。
変わった収益の上げ方の例として、楽天では図書カードが売れていたという話です。
昔は、楽天ポイントを現金化する方法がなかったため、図書カードを定価より高く売って、ポイントを何とか現金化したい人たちからお金を稼いでいる人がいました。
図書カードは金券ショップに持っていけば額面の90%以上の価格で買い取ってくれるので、それを使って楽天ポイントを現金化していた人たちがいたため成り立った商法です。
他の例として、ナンパ術をネット上で情報商材として売っている人もいるとのことです。
こういった情報商材を売るビジネスは中身のない詐欺に近いものも横行しており、ホリエモン自体はあまり好きではないらしいです。
ホリエモンが思う儲かりそうなネットビジネスとして、インターネット上で花屋をするのは目新しくて儲かるという話をしています。
花は枯れていくので、他の商品販売と違い在庫を抱えて倒産するという可能性が低いという考え方がおもしろいです。
普通の商売であれば商品が売れなければ在庫を抱えていく一方ですが、花屋は、そもそも枯れるのが前提なのでそれを計算に入れた販売を行うため、黒字倒産に陥りにくいそうです。
堀江さんが、こんなに丁寧に素人の対応をしているのはめずらしいです。
小難しいことばかり言うのではなく、こういった分かりやすい説明もできる幅広い話力が堀江さんの一番の魅力なのかもしれません。
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