テニス戦術DVD「ダブルスの試合を有利に運ぶための展開術」を紹介

ダブルスを有利に運ぶ スポーツDVD
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ダブルスの試合を有利に運ぶための展開術」は、プロテニスプレーヤーによるダブルスの試合の戦術解説です。

講師は、プロテニスプレーヤーの加藤季温(かとうとしはる)です。

  1. こんな人にオススメ
  2. DVDのポイント
  3. 加藤季温とは?
    1. 経歴
  4. ストロークからのオフェンス展開 1
  5. ストロークからのオフェンス展開 2
  6. ストロークからのオフェンス展開 3
  7. アプローチからのオフェンス展開1
  8. アプローチからのオフェンス展開2
  9. アプローチからのオフェンス展開3
  10. サービスからのオフェンス展開1
  11. サービスからのオフェンス展開2
  12. サービスからのオフェンス展開3
  13. レシーブからのオフェンス展開術1
  14. レシーブからのオフェンス展開術2
  15. レシーブからのオフェンス展開術3
  16. 前衛のオフェンス展開1
  17. 前衛のオフェンス展開2
  18. ストロークからのディフェンス展開1
  19. ストロークからのディフェンス展開2
  20. ストロークからのディフェンス展開3
  21. アプローチからの攻撃に対してのディフェンス展開1
  22. アプローチからの攻撃に対してのディフェンス展開2
  23. ナイスサービスに対してのディフェンス展開1
  24. ナイスサービスに対してのディフェンス展開2
  25. ナイスレシーブに対してのディフェンス展開1
  26. ナイスレシーブに対してのディフェンス展開2
  27. ナイスレシーブに対してのディフェンス展開3
  28. ストレートロブのリターンをされた場合
  29. ボレーボレーでのディフェンス展開1
  30. ボレーボレーでのディフェンス展開2
  31. ボレーボレーでのディフェンス展開3
  32. まとめ
  33. テニス動画で上達しよう

こんな人にオススメ

  • テニスを始めてある程度経過していて試合の形にはなる人
  • 試合中にフォームや打つ場所が気になって、あまり戦術を考えたことがなかった人
  • 自分よりサーブやショットがうまくない相手になぜか試合になると勝てない人

DVDのポイント

  • ポジションごとにどう攻撃を展開するかを動画で説明
  • ピンチのときのディフェンスの方法を解説
  • デュースサイド・アドサイドの両方で説明

加藤季温とは?

加藤季温は、1979年生まれのプロテニスプレーヤーです。

経歴

  • 高校一年生でジュニアシングルスで優勝
  • 大学のインカレダブルス3連
  • 2004年にプロ転向
  • 2009年株式会社KION設立

ストロークからのオフェンス展開 1

まずは後衛どうしのグランドストローク対グランドストロークでのオフェンス展開についての解説です。

  1. 深くスピンのきいた球を連続で打ち続け相手にプレッシャーをかける
  2. 返球が浅くなったところをセンターまたは相手前衛に打ち込む
スピンのきいた球は高くはずみ相手をコートの後ろに追いやることができるので、相手のボールが浅くなりやすくなります。

ストロークからのオフェンス展開 2

次に、相手前衛があまりポーチに出てこないタイプであると判断した場合の戦略です。

  1. 基本的にセンター近くでラリーを続ける
  2. 相手の返球が苦しくなったところでセンターに決める
このパターンは相手が右利きの場合バックハンド側に打てるのでラリーが有利になりやすいです。

ストロークからのオフェンス展開 3

次に、相手後衛に打たずに前衛を利用する方法です。

  1. 相手前衛に一度ボールを打ってボレーさせる
  2. チャンスボールが返ってきたところを決める
前衛にぶつけるのは勇気がいることですが、しっかりと打つことが大事です。

コツは、ハードヒットすることではなく体重を乗せたコンパクトなスイングを意識することです。

しっかりと低めを意識して打つことができれば、前衛がボレー一発で決めてくることはなかなかありません。

アプローチからのオフェンス展開1

ストローク中に相手の浅い球が来たときの攻撃パターンです。

  1. コートの深い場所にしっかりアプローチショットをコントロールする
  2. 一気に前に出てアングルボレーで決める

アプローチに対し、相手が良いボールを返した来た場合は、決めに行かずに、もう一度ボレーで深いアプローチを行うことがポイントです。

アプローチからのオフェンス展開2

スライスでアプローチを行い前に詰めて決めるパターンです。

ポイントは、わざと浅くてはねないボールでアプローチを行うことです。

浅い球は、相手が力を入れて打つことができませんのでチャンスボールが来やすくなります。

アプローチからのオフェンス展開3

  1. アプローチショットでドロップを使う
  2. 相手がやっと取れたところを前に詰めておきボレーで決める

ドロップを相手がどのくらいギリギリで取ったかによって、自分がどこまでネットに詰めるのかを判断することが大事です。

サービスからのオフェンス展開1

サービス&ボレーの戦術です。

サービス&ボレーで一番大切なのは、サーブ後、サービスライン付近で打つファーストボレーです。

当然中途半端な位置で打たされることになるためハーフボレーで処理することが多いです。

ハーフボレーでいかに深く打てるかが重要なポイントです。

サービスからのオフェンス展開2

今度は、サービスをワイドに打った場合の展開です。

相手はサイドに流れているため、前衛からすればストレートに打たれそうな気がしますが、そこを勇気をもってセンターに入れば高確率でボレーで仕留められます。

前衛は、ストレートに打たれた場合は仕方ないとあきらめる勇気も大切です。

サービスからのオフェンス展開3

サーブ&ステイの場合の展開です。

後衛同士のラリー合戦になりやすいので、基本的には前衛がポーチに出るタイミングが重要です。

この場合でも、ずっと後ろに張り付いているのではなく、前に出ていく姿勢も見せながらメリハリのあるプレーをすることが大切です。

前衛は、ポーチに出ない場合でも、出ていくようなフェイントをかけ続けることが大事です。

レシーブからのオフェンス展開術1

サーブをセンターに打たれた場合のディフェンスの方法です。

  1. あえてストレートに打って前衛にぶつける
  2. チャンスボールが返ってくる
  3. 決める
ライジングぎみでボールのあがりっぱなを打って前衛にプレッシャーをかけることがポイントです。

レシーブからのオフェンス展開術2

相手のセカンドサーブが甘いコースに入ってきたときの攻撃方法です。

  1. できるかぎり前に出てリターン
  2. リターンダッシュで一気に前に出てボレー

緩いサーブがくることをあらかじめ予測し、サーブが打たれる瞬間に前に入っておくことがポイントです。

レシーブからのオフェンス展開術3

サービスをワイドに打たれた場合に攻撃に転じる方法です。

  1. あえてストレートに返球
  2. 相手前衛が取ったボールに素早く反応
  3. センターへ決める

低く、勢いのあるボールを打つことに注意して、チャンスボールを返させることがポイントです。

前衛のオフェンス展開1

サーブ&ボレーで入り込んでくる相手に対し、攻撃する方法です。

  1. 前衛が前に出る
  2. 前に出てきた相手にプレッシャーをかける
  3. ミスを誘う

お互いの距離がぐっと縮まりますので、相手に強くプレッシャーがかかり、ミスが出やすくなります。

前衛のオフェンス展開2

相方がデュースサイドからサービスを打つ場合の奇襲攻撃です。

  1. 相手がリターンの構えに入りボールに集中したところで前衛がセンターに寄る
  2. 一気に走りクロスへのリターンを叩く

前衛はバック側のストレートを意識しがちですが、センターに来た球は自分のボールであると強く意識しておくことが重要です。

ストロークからのディフェンス展開1

後衛のストローク合戦の対決で、相手に深い球を打たれた場合の対処法です。

深いショットに対し後ろに下がるのではなく、前に出てノーバウンドでボレーで取ります。

そのまま前に出てネットプレーで勝負します。

相手がスピンのきいた、山なりのボールを多用する場合に非常に有効な戦法です。
ドライブボレーは難しいので1発で決めようとせず、ネットに出るためのアプローチとして利用します。

ストロークからのディフェンス展開2

相手が二人とも前に詰めてきたときの対応です。

  1. 相手の前衛がポーチに出るために前に出たことを確認
  2. ストレートにロブを打つ
ボールを打つ直前でも相手を横目で見ておくことが重要です。

ストロークからのディフェンス展開3

次も相手が二人とも前に詰めてきたときの対応です。

  1. 前に詰めてきた相手後衛を確認
  2. センター寄りに打つ
  3. 相手の勢いのないバックハンドボレーを叩く
バックハンドボレーをさせることによって角度のついたボレーを打たせない作戦です。

アプローチからの攻撃に対してのディフェンス展開1

相手後衛がアプローチショットから前に詰めてきているときの対応方法です。

この場合は、相手の足元にボールを沈めてローボレーをさせることが良いディフェンスです。

速い球で返球してしまうと、相手が胸のあたりの高さでボレーできてしまうため、より速い球が返ってきてしまいます。

 

アプローチからの攻撃に対してのディフェンス展開2

今回は、相手のアプローチショットに対してロブで返す方法です。

大事なのはロブを打つタイミングです。

相手後衛が前に詰めている途中でロブをあげてしまうと、スマッシュを打たれてしまいます。

相手後衛がある程度前に詰め終わったアプローチ後の2球目以降でロブをあげるようにします。

ナイスサービスに対してのディフェンス展開1

デュースコートでフラットサービスがセンターに飛んできた場合の対応です。

  1. バックでボレーに近いブロックをする
  2. 前衛の頭を超えるようなロブに近い球を打てればなお良い

 

ナイスサービスに対してのディフェンス展開2

ワイドにナイスサーブが来てしまった場合の対応方法です。

この場合は、ショートクロスに角度を付けて打つことができれば最高です。

とにかくコンパクトなリターンをこころがけて素早く返球することが大切です。

ナイスレシーブに対してのディフェンス展開1

サービスを打って前に出たところ、相手が足元にしずむボールを打ってきた場合です。

ショートバウンドでボレーでさばくのですが、この場合にショートクロスになるように打つことができれば、攻撃に転じやすくなります。

ナイスレシーブに対してのディフェンス展開2

深い位置にサーブが入ってきて、後ろで取らされる場合の返球方法です。

前衛のポーチに引っかからないように、ほどよい高さの中ロブでクロスにうまく返すことになります。

ナイスレシーブに対してのディフェンス展開3

セカンドサーブを叩かれて、しかもサーブ後にベースラインより前に出てしまっている状況で、センターに打ち込まれてしまった場合の対処法です。

この場合、味方前衛はストレートに打たれることを対応する必要があるためセンターをケアできません

  1. 後ろに下がらず前に出たまま構える
  2. センター側に出てアプローチをする
  3. 無理をして角度を付けず後衛の足元に打つようにする

ストレートロブのリターンをされた場合

自分のサーブに対しストレートロブを打たれた場合、サービス直後にもかかわらずサイドチェンジで走る必要があります。

この場合、無理せずセンターにロブを上げるのがセオリーとなります。

ボレーボレーでのディフェンス展開1

4人が全員コート内に入り、ボレー対決になったときのディフェンス方法です。

  1. 相手のほうが先に前に詰めていることを確認
  2. ロブを打つ
この場合、相手が決めのボレーを打つほど前に詰めていてはどうしようもないので、詰め切る前にロブの判断をすることが大切です。

ボレーボレーでのディフェンス展開2

ボレーボレーのディフェンス展開のもうひとつのパターンです。

  1. 緩いボレーで相手の足元に落とす

ドロップショットに近い感覚ですが、自分も前に出てきているので触られても問題ありません。

相手のバランスを崩すことができればチャンスボールがくる可能性があがるためです。

ボレーボレーでのディフェンス展開3

ボレーボレーの展開になったときに、自分たちは二人とも前に出ていて、相手は一人が前に詰め切れていないときは、詰め切れていない側の人間を二人がかりで狙います

この場合、ロブを警戒しながら少しずつ二人で前に詰めていきプレッシャーをかけることがポイントです。

 

まとめ

ダラダラと文書で書きましたが、当然映像で見たほうが視覚的に分かりやすく戦術が頭に入りやすいと思います。

また、デュースサイドでの展開を書きましたが、DVDではアドサイドでの対応方法も紹介されています。

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