ベア・グリルスの「MAN vs. WILD 」を紹介 その2

サバイバルゲーム1 ドキュメンタリー
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「MAN vs. WILD  サバイバルゲーム」は、ベア・グリルスによるディスカバリーチャンネルのサバイバルドキュメント番組です。

今回は、DVDシーリーズ1に収録されている、シエラネバダ山脈編、アラスカ編、キラウウェア火山編、無人島編を紹介します。

シエラネバダ山脈編

カリフォルニア州にある、シエラネバダ山脈は、毎年200人の事故者を出す危険スポットです。

シエラネバダ山脈は、標高4000mを超える雪の山です。

今回のサバイバル生活の所持品は、水筒とコップと火打ち石のみです。

いつものようにヘリからパラシュートでの登場ですが、安全を考慮し、あえて冷たい湖に着水します。

着水

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到着直後から危険な状況の連続です。

とても岩がもろい崖の斜面を下ります。

山下り

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急激な坂はとても危険です。

今回ベア・グリルスが挑戦したのは高さ100メートルの崖です。
実際に山で遭難した際は、出来る限り迂回して崖を避けるように努めることが大事です。

直角ではないので、滑り降りることができますが、足を滑らせると死の危険があります。

普段なら遠回りするところですが、天気が崩れそうなので、あえて崖を降ります。

高地での雨や雷はとても危険です。
できるだけ早く雷を避けられる場所まで逃げることが大事です。

山を下った後は、川に出ます。

流木でのいかだ作りに挑戦です。

いかだ作り

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川を下る時に気をつけるのは、低体温症です。

水に入り続けることは、予想以上に体温と体力を奪われます。

無理をせず、体温が下がり始めたと感じたら、陸へ素早く上がる必要があります。

川下りのつぎは、広大な山の中を歩きます。

広大な山

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広大な山は、同じような景色が延々と続くので、とにかく方向感覚を失わないことが大切です。

 

途中、野生の馬を見つけて、ベア・グリルスは乗って移動したいと考えます。

通常遭難したときは、馬に気をとられている場合ではありませんが、番組の盛り上がりを考えての挑戦です。
馬

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どうやって馬に近づいていくかを解説しています。

山を抜けると、今度は低木地帯です。

低木地帯

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山歩きで一番大変なのはむしろ低木地帯です。

低木地帯は太陽の熱をさえぎるものがないので、熱さが危険となります。
また、ヘビなどの危険生物も多いため注意が必要です。

アラスカ編

北極にほど近いアラスカ

世界屈指の危険な場所、極寒地帯でのサバイバルにチャレンジです。

今回の冒険の持ち物は、スキー板、水筒、ナイフ、火打ち石です。

山頂付近からのスタートし、人がいるふもとまでたどり着けたら成功です。

山頂付近で一番注意すべきは雪崩です。

ストックを雪に刺して、崩れないか、雪がゆるくなっていないか慎重に確認しながら歩きます。
雪山

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最初はスキーを使って高速で山を降りていきますが、すぐに岩山だらけでスキー板が使えなくなります。

 

しばらくいくと、水が流れる川があり、流水で氷が溶け長い洞窟になっている場所をみつけます。

氷の洞窟

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崩れたら危険なので、できれば避けたいですが、近道のため洞窟を歩くことにします。

中は青く、とても幻想的なのですが、閉塞的な氷の洞窟は恐怖心をあおります。

洞窟を抜けると雪のないところに着きます。

広大な森です。

アラスカの森

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巨大なヒグマの生息地域である危険な場所です。

森を抜けると、大きな滝に出ます。

素手での滝下りに挑戦します。

素手での滝下りは、強靭な肉体と特殊な訓練をしているベア・グリルスだから可能なことです。
通常は遠回りしてでも滝を避けて移動します。
素手で滝下り

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移動し続けると次第に夜になりますが、アラスカの夏は、白夜です。

一日中明るいことは、メリットでもありますが、暑さで体力を奪われやすいということでもあります。
休息をこまめに取ることが大事です。

さらに歩いていくと、川に出ました。

雪解け水の川は、想像以上に冷たく、流れも急です。

アラスカの川

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キラウエア火山編

今回挑戦するのは、ハワイ島にある世界有数の活火山、キラウエア火山です。

水筒、ナイフ、火打石だけを持って挑戦します。

キラウエア火山火山口

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数メートル下には1000℃を超える溶岩が流れ、有毒な火山ガスも発生し、動物も住まない危険な地帯。

とにかく人がいると思われる海の方向を目指しますが、果たして脱出することができるのでしょうか。

歩くだけでブーツが燃え、一歩間違えると一瞬で人間が燃え尽きてしまう危険な地帯を歩きます。

一歩一歩、温度が低そうな地面を探して歩いていきます。

何とか、危険地帯を脱し、森へ到着します。

森

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生きるための食糧と水を探します。

ここからはベア・グリルスの本領発揮です。

 

また、火山には、過去にマグマが通った跡が洞窟として残っていることが多く、そこに雨水がたまり水を得られることが多くあります。

火山洞窟

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無人島編

サバイバルの王道ともいうべき無人島脱出に挑戦です。

船が転覆したという想定で、サメのいる海を泳いで、島へたどり着く所から律儀に再現です。

泳ぎ

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無人島といっても、しっかりした森がある場所なので、島へたどり着いてしまえば、ベア・グリルスのサバイバル能力が存分に発揮できます。

無人島

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無人島でのサバイバルで大切なのは、救助隊に見つけてもらうことですので、真っ先に煙が良くあがる樹木を見つけ、火をつけのろしにすることです。

のろし

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無人島生活らしく、竹でモリを作って、海での素潜り漁にも挑戦です。

モリ

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ある程度島を楽しんだところで、イカダを作って脱出を試みます。

今回は、イカダをサメに襲われるというとんでもない状況に遭遇します。

サメ

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果たして無事脱出することができたのでしょうか。

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