「株価暴落」は、池井戸潤原作の小説をWOWWOWがドラマ化したものです。
- 空飛ぶタイヤ 2009年
- 鉄の骨 2010年
- 下町ロケット 2011年
- 半沢直樹 2013年
- 花咲舞が黙ってない 2014年
- ルーズヴェルト・ゲーム 2014年
「株価暴落」は、2014年に放送された、この中で、「半沢直樹」、「花咲舞が黙ってない」に続いて3本目の銀行をテーマにしたストーリーです。
「株価暴落」の、正義感が強く組織の悪と戦う主人公は、まさに半沢直樹を彷彿とさせる池井戸潤の真骨頂です。
このドラマを観てほしい人
- サラリーマン役の織田裕二が好きな人
- 半沢直樹のような勧善懲悪が好きな人
- 池井戸潤作品のファン
あらすじ
スーパーマーケットを経営する上場企業「一風堂」は、営業不振に陥り、経営再建を目指しています。
その経営再建を行う主幹銀行となっているのが、織田裕二演じる板東洋史が働く白水銀行です。
ある日、一風堂が経営するスーパーマーケットの1店舗で爆破事件が起こります。
これにより同社の株価は大暴落します。
この事件をめぐって、一風堂の会長や役員たちと白水銀行の銀行員たち、刑事たちとの間で様々なトラブルが巻き起こります。
一風堂内での陰謀、白水銀行内での権力争い、刑事たちの捜査により追い詰められていく主人公の板東洋史(織田裕二)が、自身の信念を貫き通せるのか。
池井戸潤作品らしい熱い人間ドラマです。
織田裕二の正統派サラリーマン役
白水銀行に勤める、主人公の板東洋史(織田裕二)は、審査部という企業への融資の可否を判断する部署で働いています。
正義感の強いサラリーマンの役は、織田裕二にぴったりです。

©2014WOWWOW/東阪企画
最近は悪役が多い高嶋政伸
白水銀行で、主人公板東洋史の邪魔をする悪役が、高嶋政伸です。

©2014WOWWOW/東阪企画
何かをたくらんでいるような含みを持たせた独特の笑顔が、高嶋政伸にしか出せない威圧感を生み出しています。
渋い役が似合う板尾創路
このドラマで起こる謎の爆発事故を追うベテラン刑事野猿宏満を演じるのが板尾創路です。

©2014WOWWOW/東阪企画
昔は、知能犯みたいな特異な人を演じるのが多かった板尾さんですが、最近は歳をとって、落ち着いた雰囲気がありベテラン刑事の役がよく似合います。
めずらしく怪しい役をする瀬戸康史
瀬戸康史が演じる犬鳴黄(いぬなきこう)は、過去に父が一風堂で起こした問題のせいで自殺してしまったという暗い過去を持っています。

©2014WOWWOW/東阪企画
一風堂のスーパーマーケットで爆発事故が起こったときに店にいたことから、次第にみんなから犯人ではないかと疑われるようになっていきます。
いつも帽子を深くかぶって、黒ずくめの格好をして、明らかに怪しい動きをしています。
果たして本当に犯人なのか、犬鳴黄はどうなってしまうのか。
これがこのドラマのもう一つの見どころです。
サスペンスのようなストーリーにはなっていますが、比較的頭を使わずゆっくりと観られるドラマです。
オススメドラマ
織田裕二は「SUITS」の23年前に弁護士役のドラマをやっていた
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