水曜どうでしょう・引き当てた絵葉書の場所まで行く過酷なロケ

絵ハガキの旅 バラエティ
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水曜どうでしょう「全国絵ハガキの旅編」は、1998年12月に放送されたものです。

水曜どうでしょうが1996年10月スタートなので、「全国絵ハガキの旅」は、放送開始から2年と少し経った頃の企画です。

「絵ハガキの旅」の企画発表

1998年11月13日、大泉洋鈴井貴之に、とある会議室に呼ばれ新企画の発表を受けます。

会議室

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「これまでの旅では、バスに乗ったり、車に乗ったりばかりで観光を行っていない!」ということで、美しい風景を見に行こうという新企画です。

バス=サイコロの旅のことです。
普段の水曜どうでしょうの企画では、移動ばかりで観光はほとんどできていません。
絵ハガキの旅のルール
  • スタッフが全国の色んな美しい景色が載った絵ハガキを集めてくる
  • 絵ハガキを裏返してランダムに引く
  • 美しい絵ハガキの撮影ポイントへ行く
  • 絵ハガキと全く同じ景色を撮影する
スタッフが厳選した50枚、全国のどこへ行くのかは、本当に運しだいです。

最初の目的地

羽田空港に朝5時半に行き、2泊3日の旅開始です。

最初に大泉洋が引き当てたのは、群馬県大沼市のしだれ桜です。

群馬県沼田市

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撮影をした11月はもちろん季節はずれのため、桜は全然見ごろではありませんが、ひきあててしまったものは仕方がありません。

飛行機ではなく電車での移動のためモノレールで東京駅方面へ戻ります。

電車を乗り継ぎ、しだれ桜の最寄り駅の上毛高原へたどり着きます。

上毛高原

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しかしまだ10kmの道のりがあるためレンタカーで目的地を目指します。

目的地の近くまでたどり着いた後は、情報聴取で絵ハガキの場所を特定します。

近隣の住民に絵ハガキを見せて、聞き込みをしながらしだれ桜を探します。

このしだれ桜は、地元民なら分かりやすい場所であったらしく、比較的簡単に情報を集めることができ、場所を特定することができました。

地蔵

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2番目の目的地

最初の目的地の群馬のしだれ桜を見た一行は、早速次の目的地を決める絵ハガキを引きます。

徳島

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鈴井貴之が引き当てた絵ハガキは、徳島県の霊山寺、群馬県から四国への移動のためかなりの長距離です。

霊山寺は、四国八十八か所の1番札所です。

新幹線で東京へ戻り、再びモノレールへ最初の場所、羽田空港へ行きます。

そこからは飛行機で移動です。

到着したころには真っ暗、写真が撮れないので1泊します。

到着

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そして完成した写真がこちら。

完璧

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見事に溶け込んでいます。

3番目の目的地

そして、次の絵ハガキ選びです。

引き当てたのは、、、

金沢市

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金沢市の武家屋敷です。

四国から東北の大旅行となりますので、空港へ向かい飛行機に乗ることとします。

飛行機伊丹空港まで行き新大阪から電車で金沢へ行くこととします。

東京→群馬→東京→徳島→大阪→金沢と、なかなかの地獄旅行です。

有名な観光地なので、目的の場所自体には結構簡単にたどり着きます。

武家屋敷

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4番目の目的地

次に引き当てた絵ハガキは、

愛媛県

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まさかの愛媛県内子町の街並み。

四国再びです。

水曜どうでしょうでは、サイコロの旅でもたびたび四国が選ばれます。
通称「四国の呪い」と言われています。

しかし、撮影日の日曜日は、金沢→四国の飛行機が出ていないことが発覚します。

新幹線で岡山まで行き、そこからレンタカーで四国を目指します。

四国は新幹線が走っていないので、陸路で行くのであれば岡山から車に乗るのは悪くない選択です。

目的地の愛媛へ行く前に、四国の呪いを解くためなぜか八十八か所を回ることになります。

八十八か所

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四国に入り、愛媛県とは反対方向の徳島県へ向かいます。

3番札所を回ったあと、なぜか映像は飛んで88か所目のゴールにたどり着きます。

88か所を3時間でたどりついたと主張します。

1か所あたり2分くらいです。
すぐに分かる嘘ですが、気にしないのが水曜どうでしょう流です。

そして本来の目的地である愛媛県へ向かいます。

夜通し走って辿り着き、早朝に目的地を探し始めます。

そして、やっと愛媛県内子町の街並みにたどり着きます。

内子

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日本全国を行ったり来たり、本当に大変なロケです。

そして、今回のロケはここでタイムアップとなります。

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