北海道のローカル番組でありながら、大泉洋を全国区の知名度へ押し上げた伝説のテレビ番組、「水曜どうでしょう」。
水曜どうでしょうの人気企画の傾向
- サイコロの旅
- 海外旅行シリーズ
- 原付の旅
海外旅行=レンタカー
原付の旅=原動機付自転車といった具合に、乗り物での過酷な旅が人気です。
マニアックな釣り対決シリーズ
- 門別沖釣りバカ対決
- 氷上わかさぎ釣り対決
- 氷上わかさぎ釣り対決2
- 屋久島24時間耐久釣り
実はこういった地味な企画のシュールな笑いこそが水曜どうでしょうの醍醐味ともいえます。

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内容紹介(ネタバレあり)
「氷上わかさぎ釣り対決」のゲストはHTBのマスコットキャラクター、ONちゃんです。
水曜どうでしょうではおなじみのゲストですが、実は中には安田顕が入っています。
しかし、番組内では毎回一切素性が明かされないまま進みます。
今ではスターの安田顕に対し、とんでもない扱いです。

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今回の撮影時期は、北海道ではワカサギ釣りのシーズンオフであり、氷が溶け始めています。
「大丈夫、、だと思います。」と専門家に言われながら救命胴衣を付けて挑戦です。
ルールは簡単、個人ごとに単純に釣ったわかさぎの数で勝負を付けます。

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予想されていたことですが、釣っている最中は基本無言です。
番組として非常に盛り上がりに欠ける展開です。
そして、なかなか釣れないので、みんなすぐ飽きてしまいます。
ONちゃんもへこんでいます。

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開始直後は全く釣れず、1時間で大泉洋1匹、鈴井貴之1匹という状況で、藤村Dの「いやーおもしろいなー。」がこだまします。
しかし、1時間を過ぎたころからすこしずつ釣れ始め、盛り上がってきます。
勢いに乗ってどんどん釣る大泉洋。
フナまで釣り上げてしまいます。

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独走状態に入る大泉洋です。
軽装となったONちゃん(安田顕)は、「なんで釣れないんだろうなー」とぼやきます。

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しかし、鈴井貴之がダブルで釣り上げて追い上げます。

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勝負は大泉洋と鈴井貴之のデットヒートになります。
安田顕が完全に空気です。みんなからバカにされてます。
安田顕はついに大泉洋が釣った魚の入ったボウルを蹴飛ばして、穴に返してしまいます。

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これにより勝負は分からなくなります。
そして、残り時間8分と言っておきながら、適当に時間を延ばす藤村D。
藤村Dの「編集すれば分からないもん」に対し、「やってらんねーよ」という現在トップの大泉洋。
藤村Dから何度もコールされる
「あと3分ですよー。」
ついに逆転されてしまいます。

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完全な出来レースで釣りバカ王は鈴井貴之に決定です。
その後で、大泉シェフによるワカサギ料理がふるまわれたようですが、食べられないものばかりで全編カットになってしまったようです。
とにかく調理時間が長く、味は普通なため、毎回みんなから非難を浴びます。
DVDでは、「花板大泉のわかさぎ懐石」として特典映像化されていますのでぜひご覧ください。
しかし、特典映像ですらカットされてしまう衝撃の料理とは。
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