大泉洋、鈴井貴之による北海道の伝説のローカル番組、「水曜どうでしょう」。
今だに根強いファンを日本中に持ち、一旦は終了したものの、不定期で「一生どうでしょう」というコンセプトのもと、一生持続可能な形で続編が作られています。
今回は、水曜どうでしょうの中でも異色の企画「試験に出る水曜どうでしょう」の回を紹介したいと思います。
「試験に出る水曜どうでしょう」とは?
「試験に出る水曜どうでしょう」とは、1999年、大泉洋が26歳の頃に放送されたものです。
試験に出る水曜どうでしょうのルール
- スタジオにいる安田顕が中学・高校レベルの地理のクイズを出す
- 大泉洋が答える
- 不正解ならクイズの正解の地理の場所まで行って確認する
- 確認したら、すぐにスタジオにいる安田顕に電話して次の問題に答える
- 間違ったらまた答えの場所まで行って確認する
- 200点取れなければ罰ゲーム
1999年はアメリカ横断という大作が放送された年で、そのおまけ的にひっそりと放送された「試験に出る水曜どうでしょう」ですが、この平常運転の放送でも手を抜かず、しっかりと過酷なロケを行うのが水曜どうでしょうがファンの心を引き付けてやまない部分であり、最もクレイジーなところでもあります。
試験に出る水曜どうでしょうの内容(ネタバレあり)
突然スタジオに呼ばれた大泉洋。
司会者として鈴井貴之と安田顕が立ち、地理のクイズが始まります。
受験シーズンということで、忙しい受験勉強の合間を縫って番組を見てくれている視聴者の「ためになる」回にしようということで始まります。
まずは、中学レベルの問題に正解し、10点を獲得した大泉洋。
しかし、本当に試験に出そうなレベルの難しい内容の大学レベル問題に大泉洋は残念ながら不正解。
鈴井貴之から衝撃の一言。

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「勉強というのは実地検証が大事ですから」
半分誘拐のような状態で突然滋賀県に連れていかれる大泉洋。
そして、安田顕にも衝撃の告白が待っています。
「安田顕はスタジオで待機。」
大泉洋が200点取るまでずっとスタジオから出られないという地獄が待っていました。

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大泉洋拉致、安田顕監禁という水曜どうでしょうならではの展開です。
そして、大泉洋、鈴井貴之移動中の車内でもう一つ重大発表が行われます。
クイズで200点取れなかった場合は、罰ゲームとして四国八十八か所を回る過酷なロケに行かされることが決定します。
飛行機、列車、レンタカーと乗り継ぎ、半日をかけてやっと滋賀県にたどり着きます。
そして、ようやく不正解したクイズの正解にたどり着きます。

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やっとのこと答え合わせを終えた大泉洋は、スタジオの安田顕に電話します。

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既に安田顕も限界、今度こそ正解したい大泉洋。
次は高校レベルの問題を選びます。

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残念ながら、全く答えられない大泉洋。
あえなく静岡県へ向かうこととなります。
そして夜をとおして移動し、やっと静岡県につき、答え合わせをします。

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次の問題のため、スタジオに電話します。
安田顕は布団を敷いて寝ているところでしたが、急いで次の問題の準備をします。
中学の20点をクリアし、調子に乗った大泉洋は、高校の80点の問題に挑戦してしまいます。

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当然大泉洋が答えられるはずもなく、山口県へ旅立ちます。
新幹線に長時間乗り、目的地のカルスト台地につき、やっと答え合わせ完了です。

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そして次の問題を安田顕からいただきます。
そして、得点を刻みにいった大泉洋は、中学の40点問題をクリアし、高校の90点問題に挑戦です。
衝撃の地名が登場です。

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残念。
山口県から車、新幹線、飛行機を乗り継いで鹿児島へ向かいます。
答えのシラス台地に到着したときにはもう夜中です。
最後の問題にむけ、安田顕に電話しますが、ここまでで、既に38時間拘束された安田顕は虫の息です。

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そして、高校の100点を選び、最後の挑戦です!
高校の100点はチャンス問題。得点が2倍。しかも大泉洋が得意な日本史の問題になります。
クリアすれば200点を超えて罰ゲーム回避となります!!

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答えは、志賀島なのですが、無念大泉さんの答えは「対馬」。
鹿児島から深夜バスに乗って博多へ向かいます。
水曜どうでしょうファンにはおまちかねの深夜バスで体バッキバキのお二人です。

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深夜バスに乗ったおかげで、何とか目的地の志賀島に最終日の早朝に着くことができました。

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しかし、200点に届くためには、大学入試の300点問題に答えなければなりません。

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残念ながら、答えられなかった大泉洋。
伝説の四国八十八か所編へ突入決定です。

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