水曜どうでしょう・サイコロ第3弾はシリーズ史上最長の移動距離

水曜どうでしょう サイコロ3 バラエティ
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「水曜どうでしょう」は、1990年代後半に北海道で放送されていたローカルテレビ番組です。

大泉洋鈴井貴之の二人が日本中、世界中を旅したり様々な過酷なロケを行うことで一挙に有名になった番組です。

その中でも、サイコロを振って出た目によって高速バスに乗り全国を旅する「サイコロの旅」企画は、初期の名作であり、この企画によって人気に火が付きました。

サイコロの旅のルール

  1. 6つの目的地と、そこへ行くための交通手段が書かれたボードを渡される
  2. サイコロ(キャラメル)を振って出た目の目的地へ向かう
  3. 到着したらすぐにサイコロを振る
  4. 最終的にスタートした場所に戻って来れたら終了

今回紹介するのは、そのサイコロ企画の第3弾です。

サイコロの旅第3弾のポイント

サイコロの旅第3弾は「自律神経完全破壊」と名付けられたとおり、シリーズを通して最も過酷な旅です。

超長距離の深夜バスに乗らされまくり、自律神経が破壊されていく大泉洋と鈴井貴之の表情がポイントです。

サイコロの旅3のあらすじ

いつものように騙される大泉洋

水曜どうでしょうの主題歌を歌うシンガーソングライター樋口了一の取材を行うロケに出かけた大泉洋鈴井貴之

大泉洋は、北海道から東京に出てきていることに何の疑問も持っていません。

その裏で壮大な計画が進んでいました。

帰り道で大泉洋に突然渡されたのは、いつものサイコロの旅のプラカード。

プラカード

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いつものように半分拉致のような状態でまさかの突然スタートです。

1回目のサイコロ

サイコロを振って出た目は「5」

深夜バスキャメル号に乗って品川から一路鳥取まで向かいます。

所要時間は10時間、いきなり深夜バスという地獄のスタートです。

キャメル号

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そして10時間後、鳥取駅に着きます。

鳥取駅

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まだまだ体力的には余裕がありそうです。

2回目のサイコロ

鳥取について全く観光を行うこともなく、すぐさまサイコロを振ります。

京都

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向かう先は京都。これはラッキーです。

鉄道に乗ってゆったりと京都へ向かいます。

京都到着

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3回目のサイコロ

みんな京都で観光を楽しめると妄想爆発です。

サイコロを振って6が出たら舞子さん遊びができます。

そして、運命のサイコロを振って出た目は・・・「1」

サンダーバード

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それほど遠くではありませんが、スーパー雷鳥サンダーバードに乗って敦賀に向かいます。

発車の時間までもうすぐ、京都でご飯を食べることすらできません。

サンダーバード

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貧乏旅行のため座席もなく立ち乗りで敦賀へ向かう一行。

敦賀

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4回目のサイコロ

どんよりとした天気の中で、気持ちも晴れないまま、次にサイコロを振っていくのは金沢に決定です。

金沢

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実は敦賀は近畿でもかなり北側なので、金沢へは特急しらさぎで1時間半で行ける距離。

しかも、金沢は、どうでしょう班が踏み入れたことのない地であり、みんなわくわくしながら向かいます。

5回目のサイコロ

金沢駅に着いて鈴井さんがサイコロを振って、出た目は「6」

死の深夜バスで博多行きです。

死の深夜バス

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深夜バスで浅い睡眠をとった後、3日目の午前8時を迎えます。

6回目のサイコロ

スタッフ陣に疲れも見え、撮れ高も十分なのか、いよいよサイコロの選択肢にゴールの千歳空港行が入ります。

出た目は4

「長崎のハウステンボス」で観光という目が出ます。

7回目のサイコロ

到着直後、サイコロを振ります。

1か2が出ればハウステンボスで遊ぶことができます。

鈴井先生が出した目は、最悪の6。

鹿児島行です。

同じ九州でも列車を乗り継いで4時間以上かかる場所です。

もうそろそろゴールしたい空気が流れる中で、最終ゴールの札幌からは限りなく遠い地まで来てしまいます。

8回目のサイコロ

そして大泉洋が降ったサイコロにより寝台特急で岡山へ向かうことになります。

寝台

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席はB寝台なので男4人で寝るには少しせまいですが、深夜バスに乗り続けている彼等にとっては楽勝です。

9回目のサイコロ

そして、4日目の早朝、サイコロを振っていくのは淡路島に決定です。

四国と本州の間にある島ですが、大阪よりにある島なので若干東に行ったことにはなります。

しかし島に行くと、次の移動手段が限られるため、次のサイコロが困難になること必至です。

10回目のサイコロ

淡路島に着いて最初に振ったサイコロは、4。

徳島県へ向かいます。

徳島

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11回目のサイコロ

昼14時過ぎて徳島へ着き、次のサイコロで選ばれた場所は、倉敷

まさかの再び岡山県へ逆戻りです。

12回目のサイコロ

そして倉敷で振ったサイコロで選ばれた土地は東京

深夜バス、マスカット号です。12時間という地獄の時間を経て新宿へ到着です。

新宿

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13回目のサイコロ

そして次のサイコロは、神戸

半日かけて来た道の大半を新幹線で再び逆戻りです。

14回目のサイコロ

そして、次に選ばれた場所は、同じ兵庫県の北の端、湯村温泉です。

移動手段はまさかのヘリコプター

ヘリコプターに乗ったことのない大泉洋はおおはしゃぎです。

しかし、気流の関係で揺れまくり、大泉洋は酔ってしまいます。

リバース

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到着直前でリバースしてしまいます。

到着後は、無言でヘリを降りて去っていく大泉洋

15回目のサイコロ

そして、次のサイコロで出たのは京都

特急はまかぜで向かいます。

そして、夜もふけ京都駅に着きました。

16回目のサイコロ

サイコロを振って、出た場所は福島

疲労度が最高潮の中、深夜バスです。

深夜バス

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死人のような顔で寝苦しいバスの一晩を過ごしました。

17回目のサイコロ

そして、福島駅で振ったサイコロが示す場所は、大曲、秋田県です。

山形新幹線で行きます。

18回目のサイコロ

そして、大曲駅に着いて振ったサイコロは盛岡

秋田新幹線で30分で着きます。

と、思いましたが実はまだギリギリ新幹線が開通しておりませんでした。

バスで2時間20分かけていくはめになります。

19回目のサイコロ

そして、盛岡で転がしたサイコロが示したのは、北海道!

やっとゴールです。

しかし、移動手段はフェリー

8時間の過酷な旅で帰宅することになりました。

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