「株式デイトレーダーの作り方」は、実際にデイトレードで累計10億円を稼いでいる超有名デイトレーダーのテスタさんのセミナーの様子をDVD化したものです。
累計10億円というのは、この講演の頃の話で、2019年現在では株で年間で10億円近く稼いでいます。
テスタさんは株式ブログで有名な人ですが、あまり人前に出てくることはなく、このセミナーが大勢の前で話すはじめての経験だそうです。
「投資家テスタの投資日記」というブログに収支も全て公開しています。
しかし、始めての講演とは思えないほど話し方がうまく、言葉は聞き取りやすく、プレゼンに慣れている好印象を受けました。
セミナーの内容の重点ポイント
セミナーの内容を箇条書きでポイントだけまとめさせていただきます。
- 決算などのファンダメンタルは一切見ない
- モニターは5枚欲しい、最低でも3枚は用意してほしい
- 常に監視している銘柄は30くらい
- ツイッターで情報収集する
- やっぱり損切が一番大事
- デイトレードの大半は、9時から10時半の間で行う
- 14時半以降は「いい日足」を探す
各ポイントをもう少し詳しく解説
決算や会社のプレスリリースなどの会社の情報は、デイトレードでは余計な判断をしてしまう要素になるので、あえて全く見ずに、板だけを見て売り買いを判断するように心がけているそうです。
これは、講演を行った頃の話で、現在のテスタさんは中・長期での投資もやっているのでファンダメンタルもしっかりとチェックしています。
テスタさんも最初は、そんなにいらないだろうと思ってモニター1枚で取引をしていたそうです。
しかし、モニターを増やしたら全く効率が変わったというテスタさんの経験からぜひおすすめしたいそうです。
1日のうちに値動きがありそうな銘柄を見て、値動きがなくなったら入れ替える作業をしているそうです。
もっとたくさん監視してそうに思われるけど、値動きがある銘柄はせいぜい20くらいです。
デイトレードはみんなが気付いていないマイナー銘柄を探しても意味がないそうです。
みんなが見ているからこそ移動平均線で反発したりという動きが起こるとのことです。
ツイッターは本よりブログより最速で情報を得られるので、自動更新アプリを入れて、常にモニターに表示させています。
テスタさんでも動きを当てられるのは60%くらい。だから損切が大切だということです。
わざわざ公演に来て損切は絶対と言われても塩漬け株を売れない人がいるそうです。
でも損切は勝つためには絶対必須と、かなりの熱量で語っています。
「たとえ損切をしても、正しい取引をしたのであればそれは勝ち。」
株式市場の内一番値動きの多い時間だけ取引し、10時半以降はトレードしないように心がけているそうです。
10時半までと、その後では同じ銘柄でも全く違う値動きをすることが多く、それまでの流れが通用しません。
その他セミナーで話した重要ポイント
- 板が同じでも買われ方によってその後の状況は変わる
- 厚い板があってそこで寄ったときは、その後の歩み値によって変わる
500円で500000株の買いが入った後、ほとんど取引がない場合は、大口のトレーダーが自信をもって買っていった可能性が高く、株価が上がる可能性が高いそうです。
逆に500000株の買いが入った後でも数万株の取引が継続して続くときはあまり伸びないことが多いそうです。
- 損切の幅と利確の幅を比べて、利確の幅が大きいときに入る
リスクを取らない戦法が大事です。
- 現在の価格から上がるか下がるかだけを考える
自分が一度売った値段より上で買うのは出来ない人が多いが、相場には何の関係もないことです。
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