山里亮太と若林正恭の世界観「たりふた SUMMER JAM’14」

たりふた14 バラエティ
©たりふたSUMMER JAM'14製作委員会

南海キャンディーズ山里亮太(やまさとりょうた)と、オードリー若林正恭(わかばやしまさやす)というクセのある二人のトークで人気があったテレビ番組「たりないふたり」が、特別編としてホールにお客さんを迎えて生放送として復活したのが「たりふた SUMMER JAM’14」です。

「たりないふたり」は、元々日本テレビのお笑いバラエティ番組「潜在異色」から派生して誕生したテレビ番組です。
たりないふたりシリーズ
  • たりないふたり(2012年4月~6月放送)
  • たりふたSUMMER JAM’12(2012年8月)
  • もっとたりないふたり(2014年4月~6月放送)
  • たりふたSUMMER JAM’14 (2014年8月)
  • さよなら たりないふたり(2019年11月)
たりないふたりSUMMER JAM’14はライブ・ビューイングでお笑いライブ史上最高館数の53館で放映が行われた伝説のライブです。

芸能人ならみんな備えているコミュニケーション能力が足りず、みんなで集まって騒いだり遊んだりすることが苦手な二人が、トークテーマを元に自由にしゃべりまくります。

テレビがたりない

まずは、山里さんがテレビ業界の明るいキャラクターの代表ともいえる照英をいじっています。

栗原はるみ照英のグルメ番組での秀逸なコメントの数々を披露します。

 

若林さんは、テレビ番組でコメントを求められたときにおもしろいことが言えないことを悩み、おもしろ帽子をかぶることにより普通のコメントを面白くする手法を編み出したと豪語します。

若林帽子

©たりふたSUMMER JAM’14製作委員会

次に山里さんが、よくテレビ番組で求められる事前アンケートについて苦情を言います。

テレビ番組の中の数分しかないコーナーなのにびっしりアンケートを書かされて、結果ビビる大木のボケで本番の時間が全部持っていかれるそうです。

山里

©たりふたSUMMER JAM’14製作委員会

次は、若林さんによるLINEのグループに対するの怒りです。

いい大人がグループ作って盛り上がっているのが許せないようです。

仕事に疲れて帰ってくるとグループLINEが数十件入っていることにうんざりして、なんとかしてグループを抜ける方法を考えました。

そして思いついたのが伝説の技「なひ」です。

なひ

©たりふたSUMMER JAM’14製作委員会

この衝撃の技「なひ」の正体はぜひDVDで観てほしいです。

若林さんの人を避ける技術は天才的だと思います。

妄想シアター2014夏

「妄想シアター」は、山里さんと若林さんがそれぞれ自宅でやっている妄想恋愛の一人芝居を番組で実演したところ、それが人気となり、たりないふたりの名物コーナーとなってしまったものです。

まずは、山里さんの番です。

脳内で繰り広げる能年玲奈とのデートです。

※あくまで妄想です。

記憶を失った山里さんをだまして恋人のふりをしてしまう能年ちゃんという秀逸な設定で繰り広げられる妄想は異常者の一言です。

山里脳内劇場

©たりふたSUMMER JAM’14製作委員会

過去のたりないふたりシリーズで山里さんが実演した妄想シアターで毎回のように登場する上戸彩HIROネスミスが今回もおもしろいキャラクターで登場します。

 

そして、次は若林妄想劇場の開催です。

若林さんの妄想に残念ながら選ばれてしまったヒロインは広末涼子です。

若林劇場

©たりふたSUMMER JAM’14製作委員会

過去にタイムスリップして2001年にフライデーされる前の広末を助けに行くという設定です。

清純派で大人気だった広末涼子は、2001年頃に夜の町での様々な奇行を写真週刊誌に撮られてイメージが崩れてしまいました。

それにしても、すごいところをイジってきますね。

さすがたりふたです。

妄想ストーリーは結構しっかりと作り込まれていて、過去を変えてしまったことにより若林さんに起こる悲劇の設定がとてもおもしろいです。

最後はビシっと二人の漫才で締める

最後は、いつものたりないふたりシリーズと同じように、ここまでのトークの内容をふんだんに盛り込んだ山里さんと若林さんの二人による漫才で締めくくります。

山里 若林 漫才

©たりふたSUMMER JAM’14製作委員会

基本的には若林さんが山里さんをイジってボケ山里さんが独特のフレーズのツッコミをする形です。

本当のコンビのように息の合ったふたりの漫才は毎回最高です。

特典映像 たりふた裁判

DVDの特典映像として「たりふた裁判」なるものが収録されています。

山里さんと若林さんがお互いの気に入らないところをみんなに暴露するコーナーです。

 

若林さんが訴えたのは、山里さんがたりているふりをしているということです。

メガネの使い分けや、たりてる芸能人と友好関係を築いていることを主張します。

情報番組では黒メガネをかけて、バラエテイでは赤メガネをかけるのが気に入らないみたいです。

 

山里さんが訴えたのは、若林さんがスタッフに気を使わせている疑惑です。

めんどくさいタレントと成り下がっていると声高に主張します。

打ち合わせで、山里さんにはお茶が1本出されるだけなのに、若林さんにはたくさんの種類の飲み物が用意されているのです。
たりふた裁判

©たりふたSUMMER JAM’14製作委員会

特典映像2 おひとりさま

特典映像の2つ目として、山里さんと若林さんがストレス解消のために家で一人でやっている「おひとりさま」での行動を再現します。

この、「おひとりさま」もたりないふたりシリーズの名物コーナーです。

絶対に外ではできないふたりの奇行の数々は必見です。

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