DVDとBlu-rayの違いを簡単に説明します

DVDを買いに行ったら、同じ作品でDVDバージョンとBlu-rayバージョンが出ていて、どっちを選んだらいいか迷った経験はないでしょうか?

そんな人に、二つの違いを簡単に説明したいと思います。

難しい専門用語はなしで説明させていただきます。

Blu-rayは、次世代のDVDの後継として2003年に登場しました。
青色の光線でディスクを読み取りますが「Blue」ではなく「Blu」にしたのは、単語の「青色光線」と違いを作るためです。

DVDを買うメリット

  • 価格がBlu-rayより少し安い
  • Blu-rayが再生できないDVD専用機器でも再生できる
  • そもそも、古い作品でBlu-ray化されていないものもDVDなら見つかるかもしれない
価格面で有利ということ以外は、やはりBlu-rayのほうが高性能と言えるかもしれません。

Blu-rayを買うメリット

  • 再生面に特殊な加工がされているので、DVDより傷が付きづらい。
  • 海賊版がほとんど存在しない。
  • DVDより容量が多いので少ない枚数にたくさんの映像が入っている。
海賊版を作る業者は、わざわざコストをかけてBlu-rayで作成するメリットがあまりないため、現在のところは市場に出回る海賊版はDVD規格がほとんどです。

DVDはなくならない

かつて1990年代まで動画の記録メディアはVHS(ビデオテープ)が独占状態でした。

しかし、DVDが登場すると、そのコンパクトさとデータ容量の大きさから、一気にVHSは衰退して、今では市販されることはほとんどありません。

しかし、DVDからBlu-rayになったときには同じようなことは起こりませんでした。

それは、ほとんどのBlu-ray再生機器は、DVDも読み込めるように作られているからです。

ルールとしてDVDも読み込める必要があるわけではなく、戦略上どのメーカーもBlu-rayとDVDが両方再生できる機器を作っています。

そのため、機器を買い替えても、わざわざ高価なBlu-rayの作品を選ばず、DVDを選ぶ人がたくさんいます。

Blu-ray発売から15年以上経ちましたが、それでもまだDVDディスクによる新作映像がどんどん発売されています。

恐らく、これからもしばらくは、DVDが一気に全てのシェアを奪われるようなことは起こらないのではないでしょうか。

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