アンダーニンジャは、花沢健吾先生が2018年からヤングマガジンで連載している作品です。
花沢健吾先生の作品
- ルサンチマン
- ボーイズオンザラン
- アイアムアヒーロー
花沢健吾先生の作品は、基本的にさえないおじさんが主人公の作品ばかりです。
あらすじ
日本には現在でも20万人を超える数の忍者がいて人にばれないように任務をこなしています。
しかし、末端の下忍には仕事がないものも多く、主人公の雲隠九郎もなかなか任務がなく貧乏アパートでごろごろ過ごす日々でした。

©花沢健吾/講談社
組織を抜ける「脱獄」を行った者は、組織から消されてしまうらしく、九郎はどうすることもできず日々を過ごしています。
そこに組織からの依頼が舞い込みます。
どうやら、学校に学生として潜入する任務のようですが、その先どうすべきなのかが明かされないままです。
そんな中、外国から忍者になりたくて日本に来た男が、何を勘違いしたのか男性器を3本斬れば忍者に会えると信じて事件を起こしてしまいます。
九郎はその男の暗殺も組織から依頼されます。
ここから、九郎はどんどん大きな事件に巻き込まれていきます。
花沢健吾の描くヒロイン
花沢健吾先生の描くヒロインはいつもおもしろいです。
主人公はいつも気が弱くてネガティブなキャラを描きますが、その正反対の正確の女性をヒロインに設定します。
気が強くて、決断力があって、何事にも動じない女性が漫画の中の強烈なツッコミキャラとして活躍します。
主人公と同じアパートの1階に住んでいる風俗嬢の川戸(かわど)は、多少九郎がアクロバティックな動きをしても、車の下から外国人が出てきても動じません。

©花沢健吾/講談社
それほど美人ではない素朴な外見なのにキャラの立つヒロインは、なぜか魅力的です。
アンダーニンジャ
20万人もいる忍者が国家の統制を受けずに独自で活動しているのは、この忍者をまとめる組織が相当な権力を握っているからと考えられます。
普通の洋服にしか見えない服がステルス機能を持っていて全く敵に見えないところから、相当な科学力を持った組織でもあります。
その組織の名前がおそらく「アンダーニンジャ」ということではないかと思われます。

©花沢健吾/講談社
これから物語が進むにつれてこの謎が解明されていくのですが、果たしてどのような秘密が隠されているのでしょうか。
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