「生涯現役現役の株式トレード技術」は、2006年に発売された同名の著書の内容を詳しく説明したセミナーを収録したものです。
優利加とは何者か?
優利加(ゆうりか)は、外資系金融機関に17年勤務し、在職中、英国にてMBAを取得した方です。
優利加というのは古代ギリシャの学者アルキメデスがひらめいたときに発した「ユーリカ」という言葉に由来しています。
2000年10月に退職しトレーダーとなります。
「優利加の徒然相場日記」というブログをやっていて、毎日の景況感を分かりやすくまとめてくれていますので、非常に参考になります。
優利加氏のトレード方法
優利加氏が提唱するトレード方法は、2日~5日間で3~5%くらいの利益をとることを目標とした方法です。
- 持合い状態は難しいのでトレード対象から外す
- トレードがうまくできないのはチャートが上手く読めないからではなく、決断ができないから。
- みんなが付和雷同するのは、なぜ株価が上下するのかを理解していないから。
優利加氏が提唱する「戦略・戦術・戦闘法」
まずチャートの形で銘柄を選択し、業績の見通しでチャートの裏付けを取る。
4つの買い場
- 上昇トレンド 押し目買い
- 下降トレンド 戻り売りを中心戦術
- 持合い 順張り逆張りで引きつけてから仕掛け
- 直前高値の上抜け
4つの売り場
- 下降相場の戻り
- 大幅プラス乖離後の自律反発
- 持合い下放れ
- 直前安値の下抜け
- 銘柄選択
- 建玉操作
- 資金管理
- 相場観測
細かい話になるため、セミナーの時間内では話しきることができないそうなので、このDVD内では詳しく説明していません。
優利加氏が提唱する4つの利
- 経済全体の循環
- 業績見通し(上方修正・下方修正など)
個人の力では変えられないどうしようもないものを「天が決めるもの」としてとらえています。
- 銘柄の中長期トレンドの向き
- 上方修正・下方修正
- 外国人の買い越し
- 短期トレンド
- 4つ買い場・売り場
- 相場地合
- 材料、キーワード・テーマ
- 感情のコントロール
- 相場技術
この項目が、実際に人がコントロールできる部分です。
まとめ
セミナーの内容は難解で、優利加氏が独自で作った専門用語もたくさん出てきます。
まずは、同名の著書「生涯現役の株式トレード技術」を読んで、実際の取引手法をこのDVDで学ぶという方法が一番知識を吸収できると思います。
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