ナショナルジオグラフィックが太古の海のモンスターをCGで再現

シー・モンスター ドキュメンタリー
©日経ナショナル ジオグラフィック社

正体不明の動物の骨がカンザス州で見つかりました。

その骨は8200万年前の「ドリー」の化石であることが分かりました。

ドリー

©日経ナショナル ジオグラフィック社

ドリーは白亜紀後期に生息した海中は虫類です。
正式にはドリコリントプスといいます。

シー・モンスター 太古の海の支配者たち」DVDは、ナショナルジオグラフィック社がその当時の海の様子をCGで描いた物語です。

8200万年前の地球

8200万年前、地球は白亜紀後期と呼ばれる恐竜が生息した最後の時代でした。

白亜紀は最も恐竜が多様に進化した時代でもあります。

今回ドリーの化石が発見されたカンザス州は、当時海の底でした。

カンザス州は、アメリカのちょうど真ん中くらいに位置する州です。
当時アメリカは南北に海で分かれていました。

白亜紀には陸地の恐竜だけではなく、水中にも巨大なモンスターがたくさん暮らしていました。

このDVDに登場するシー・モンスター

ドリー

ドリーは、イルカより少し大きいサイズで、とても速く泳ぐことができました。

くちばしが長くペンギンのような形です。

スティクソサウルス

スティクソサウルスは体長10m以上あります。

首長竜の仲間で、体長の半分5m以上が首です。

どうもうな動物で、獲物を丸のみしていたと考えられています。

スティクソサウルス

©日経ナショナル ジオグラフィック社

アンモナイト

アンモナイトは小さな体で石のような固い体を持っていました。

アンモナイト

©日経ナショナル ジオグラフィック社

固い殻は化石になりやすいため、アンモナイトは世界中で見つかります。

アンモナイトは古生代の時代から白亜紀後期まで様々な種類のものが3億年以上地球上に存在していました。

アンモナイトの化石が見つかると、その種類でその地層がいつの時代のものか分かります。

ティロサウルス

ティロサウルスは、白亜紀後期で一番巨大な生物の一つだと言われています。

体長は最大で14mにも達していました。

そして、この時代最もどう猛な生物と言われています。
数メートルあるサメが丸のみされて化石の胃の部分から見つかっています。
体長10mのスティクソサウルスすら獲物にしていたほどどう猛だったと考えられています。

シファクティルス

シファクティルスは5mもある巨大な魚です。

シファクティルス

©日経ナショナル ジオグラフィック社

群れで動く肉食魚、実はこの時代一番危険な海の生物であったという説もあります。

クレトキシリナ

白亜紀後期の海の中では、海生は虫類が幅を利かせる中で魚類で最強だったのがクレトキシリナでした。

クレトキシリナ

©日経ナショナル ジオグラフィック社

クレトキシリナは当時世界最大のサメで、体長7mに及ぶモンスターでした。

 

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