ホテルスタッフの仕事がお客さんの感動を生む漫画「HOTELIER」

HOTELIER その他
©城アラキ・川口幸範/集英社

HOTELIER  ホテリエ」は、ヤングジャンプコミックスで城アラキ(原作)・川口幸範(漫画)が連載している漫画です。

漫画「HOTELIER」のポイント

  • ホテルスタッフとお客様の感動の出会い
  • ホテルスタッフという仕事の難しさ
  • ホテルには客の目に見えないたくさんの仕事があることを学べる
  • ホテルの歴史や格式などが丁寧に説明されている
  • ホテルならではの専門用語を分かりやすく解説

あらすじ

客室300の大型で歴史のある財前ホテルの物語です。

主人公は、財前ホテルのチーフコンシェルジュである榊原遼(29歳)です。

榊原遼

©城アラキ・川口幸範/集英社

コンシェルジュとは、ホテルに宿泊しているお客様のリクエストに応えて、交通機関の予約から病院の手配まであらゆる手続きを行う、まさにサービスのプロフェッショナルです。

コンシェルジュが在籍しているホテルというだけで一流ホテルであると言えます。

榊原遼は、アメリカからヘッドハンティングされて財前ホテルに来た凄腕コンシェルジュで、誰も気づかないようなお客様の意図をいち早く察知し、感動の体験を作り上げます。
榊原遼 セリフ

©城アラキ・川口幸範/集英社

登場人物

財前ホテル会長財前正孝(80歳)

現在の財前ホテルの会長財前正孝は、先代財前雄三が作ったホテルを大型ホテルに拡張した、やり手経営者。

小柄で温和なおじいさん。

財前正孝

©城アラキ・川口幸範/集英社

総支配人宇山玲子(45歳)

総支配人の宇山玲子は、NYの有名ホテルからヘッドハンティングされました。

宇山玲子

©城アラキ・川口幸範/集英社

主人公榊原遼と同じタイミングでアメリカからヘッドハンティングされて財前ホテルへ来たことから、何やら関係がありそうです。

営業部長君島雄二(47歳)

営業部長の君島雄二は、アメリカから宇山玲子が来なければ自分が総支配人になれていたと考えているので、総支配人に恨みを持っています。

君島雄二

©城アラキ・川口幸範/集英社

宿泊部コンシェルジュ美崎レナ(24歳)

宿泊部でコンシェルジュをしている美崎レナは、榊原遼の部下にあたります。

美崎レナ

©城アラキ・川口幸範/集英社

世界一のコンシェルジュになるため財前ホテルで修業して3年になりますが、まだまだ榊原遼に教えてもらうことがたくさんあります。

剣持肇

剣持肇は、ライバルの5つ星ホテル「ラッツホテル」のチーフコンシェルジュです。

剣持肇

©城アラキ・川口幸範/集英社

宇山玲子の大学の先輩です。

エリート意識が高いですが、榊原遼を凄腕のコンシェルジュと認めていてライバル視しています。

コンシェルジュは、ホテルの垣根を越えてお客様のために尽くしますので、榊原遼と剣持肇が協力し合うこともあります。

ホテル業界の知識がたくさん学べる

漫画「HOTELIER」は普段なかなか知ることができないホテル業界の知識をふんだんに詰め込んでいて、かなり勉強になります。

漫画内から一部紹介させていただきます。

  • ホテリエとはホテルスタッフのことを指す
  • ホテリエは絶対にノーと言ってはいけない
  • 部屋に空きがある場合はホテルスタッフの裁量で客室をグレードを上げることができる
    これをアップグレードといいます。
  • 日本のホテルには御三家「帝国ホテル」「ホテルオークラ」「ニューオータニ」がある。
    「帝国ホテル」は渋沢栄一が創業。超オーソドックスで格式が高い。
    「ホテルオークラ」は自由でフレンドリーな雰囲気。
    「ニューオータニ」は大谷米太郎という元力士が開業。サービスが革新的。
  • 宿泊者名簿の保管は原則3年。
  • 軽井沢の名門「万平ホテル」には三島由紀夫が宿泊したときの宿泊者名簿が展示されている
  • ドアマンはホテルに到着した車のドアを開け、荷物を預かり入り口まで案内する係
  • ベルボーイはドアマンから荷物を引き継ぎ、フロントまで案内する係
  • 昔のホテルのクリーニングではタピオカを溶かしたのりを使ってシャツをパリッと仕上げていた
  • ホテルにはスキッパーという迷惑な客がいる
    スキッパー=逃げる人 という意味。
    外出すると見せかけてチェックアウトせずに料金を払わず逃げ出す人のことです。
    未払いを防ぐため、ホテルによってはクレジットの支払いやデポジット(一部前払い)を求めることもあります。
    スキッパーは事前予約せずにウォークイン(予約なし)で泊まることが多いです。
  • 自分を知らせようとするお客がサービス業では一番好まれる。
    何の目的で利用するのか、味の好みは何か?などを積極的に教えてくれるお客さんはホテリエに好まれます。
  • ホテルに一番必要なものは、ホスピタリティ、おもてなしの気持ち
    ホスピスとは、元々修道院が病気や飢餓で倒れた人に看護を行うことを指す言葉です。
    ホスピタル(病院)という言葉の語源はそこです。
  • 航空会社のキャビンアテンダントの制服がナース服に似ているのはホスピタリティを表すため
  • 一流ホテルには筆耕室という文字を書く専門の部屋がある
    披露宴の名前や、横断幕などを書く専門家が在籍しています。

HOTELIERを読むべき理由

HOTELIER ホテリエ」は、ホテルで巻き起こる感動のドラマを楽しみながら、一般人が知ることのないホテル業界の裏側の知識を得られる良い漫画です。

ホテル業界に興味がある方にはぜひオススメの作品です。

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