読むだけで物理の勉強ができる漫画「決してマネしないでください」

決してマネしないでください その他
©蛇蔵/講談社

決してマネしないでください」は、モーニングKCで2014年から連載されている漫画です。

物理学や工学、医学に関する様々な発明や偉人の話が盛りだくさんで、読んでいるだけでものすごい勉強になります。

決してマネしないでください 表紙

©蛇蔵/講談社

物理学とは何か

この漫画に登場する高科教授のセリフで「物理学とは何か」を表わした名言がありますので紹介します。

「物理学は、自然がどんなルールでできているのか、数学を使って解き明かす学問です。

たとえば宇宙の始まりや宇宙の果てに行くことはできませんが、物理学を使えばそこで何が起きているのか知ることができるんです。

考えるだけで宇宙の果てまで行ける。

それが物理学です。」

登場人物の紹介

主人公の掛田理(かけださとし)は物理学を専攻する学生です。

実験サークルという物理学や工学を使ったおもしろい実験を行うサークルに所属しています。

学食のおばさん飯島さんに恋をしていますが、物理学部生は女性との接点がほとんどなく、うまくアプローチすることができなくていつも悩んでいます。

掛田理

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おばさんとは言いますが、24~25歳です。

高科先生は、実験サークルの顧問です。

イケメンの爽やかなおじさんで、いちいち言うことがかっこいい人です。

高科先生

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白石医師は、高科先生の知り合いの医者で、豪快でハキハキ物を言うタイプです。

医師の立ち合いが必要な危険な実験をするようなときは高科先生に呼び出されて面倒くさそうにやってきます。

白石先生

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同じ実験サークルに入っている有栖は工学部の生徒です。

「女性に抱きしめられる感触が体験できる装置」や、「ガソリンエンジン搭載の世界一速いパソコン」を持ってきます。

有栖

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実験サークルには、いつも子鹿のぬいぐるみをかぶった謎の女の子がいます。

本棚の裏にいつも隠れていますが、この大学の物理学部で首席をとった優秀な人材です。

ものすごい知識を得られる漫画

酸素の名前の由来

「酸素」という名前を付けたのはフランスの科学者アントワーヌ・ラボアジエです。

全ての酸に同じ空気が入っていたことから酸の素になるなるものとして「酸素」と名付けました。

実は、たまたま彼が実験した酸は全て酸素が含まれていただけで、酸の性質と酸には何の関係もありませんが、いまだに「酸素」という名前は使われ続けています。

たとえば、塩酸には酸は含まれていません。

消毒が異端だった時代

1840年代、まだ細菌が見つかっていなかった頃、産婦人科医のゼンメルヴァイスは、第一病棟と第二病棟で妊産婦の死亡率に大きな差があることに気が付きました。
死亡率の高い第一病棟では死体をよく解剖する医学生が実習を行っていることに気が付きました。
そこで、死体には妊産婦にうつる何か悪いものがあるのではと気が付き、消毒を推奨しました。
しかし、医者が汚れているわけがないという非難をあびて病院から追放されてしまいました。
消毒の正しさが認められたのは彼の死後数十年経った後でした。
この漫画には上の二つで挙げたような、数々の物理学や医学などの知識が毎回のように載せられています。
漫画を読みながら勉強ができる、オススメ作品です。

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