「駅弁ひとり旅」は、2012年4月からBSで放送された岡田義徳主演のTVドラマです。
今回紹介するのは第5話、第6話です。
岩手県宮古駅から福島駅までの旅です。
女優の須藤温子がヒロイン役として出演している回です。
オススメポイント
- 東日本大震災直後の2011年11月頃の福島県の様子
- 須藤温子の大食い女子の演技がいい
- 牛肉が有名な岩手・福島のお弁当がおいしそう
- 福島の食品が風評被害にあっていた頃にあえて東北の食を全開に押し出したこのドラマの功績
第5話の旅 宮古駅から花巻駅まで
岩手の宮古駅から盛岡駅行きの列車に乗ったところで、おいしそうにサンドイッチを食べる藤村咲子(須藤温子)に出会います。

©2012「駅弁ひとり旅」制作委員会櫻井寛・はやせ淳/双葉社
藤村咲子は、宮古でボランティアをした後、地元の大宮に帰る所でした。
ずっしりと存在感のあるヤリイカがおいしい弁当です。

©2012「駅弁ひとり旅」制作委員会櫻井寛・はやせ淳/双葉社
盛岡駅に着いた二人は、ベンチで駅弁を食べます。
「南部蔵しっくかしわ飯」は、酒粕に付け込んで味噌で味付けした赤鶏が絶品です。

©2012「駅弁ひとり旅」制作委員会櫻井寛・はやせ淳/双葉社
「盛岡味づくし」は、地元のおかずてんこ盛りの見た目も楽しいお弁当です。

©2012「駅弁ひとり旅」制作委員会櫻井寛・はやせ淳/双葉社
盛岡駅で駅弁を食べたあと、わんこそばまで楽しんだ二人は、東北本線で花巻駅を経由し、釜石線に乗り換えて新花巻駅を目指します。
新花巻では、宮沢賢治の「注文の多い料理店」をモチーフにした料理店に行きます。
新花巻駅で買っておいた「注文の多い料理店」という宮沢賢治をモチーフにした駅弁を食べます。
宮沢賢治が菜食主義者であったことを意識して、ハンバーグも豆腐で作られています。

©2012「駅弁ひとり旅」制作委員会櫻井寛・はやせ淳/双葉社
観光を終えた二人は、新花巻駅でさらに買っていた駅弁「ロマン銀河鉄道SL弁当」と「特製 賢治弁当」を食べます。
「ロマン銀河鉄道SL弁当」は、いくら、ホタテ、アワビなど彩のある弁当です。

©2012「駅弁ひとり旅」制作委員会櫻井寛・はやせ淳/双葉社
「特製 賢治弁当」は、エビフライ、メンチカツ、肉団子などボリューム満点の弁当です。

©2012「駅弁ひとり旅」制作委員会櫻井寛・はやせ淳/双葉社
新花巻駅で宿泊した二人は、花巻駅から旅の2日目を開始します。
早速駅弁を買い、平泉駅行きの東北本線に乗り込みます。
第6話の旅 平泉駅から福島駅まで
平泉駅に着いた中原大介(岡田義徳)と藤村咲子(須藤温子)は、「白金豚弁当」をいただきます。
「白金豚弁当」は、この地域のブランド豚、プラチナポークで作ったカツを大量に乗せたがっつりおいしい弁当です。

©2012「駅弁ひとり旅」制作委員会櫻井寛・はやせ淳/双葉社
ユネスコの世界文化遺産に登録されている天台宗のお寺、毛越寺(もうつうじ)の観光を終えた二人は、平泉駅から東北本線に乗り一ノ関駅へ向かいます。
一ノ関駅に着いた二人は「世界文化遺産 平泉」「前沢牛めし」をいただきます。
「世界文化遺産 平泉」は金色堂に見立てた黄金色のウニが敷き詰められています。

©2012「駅弁ひとり旅」制作委員会櫻井寛・はやせ淳/双葉社
「前沢牛めし」は、地域の名産品、最高級和牛を使った高級牛めしです。

©2012「駅弁ひとり旅」制作委員会櫻井寛・はやせ淳/双葉社
一ノ関駅からは、東北本線に乗って松島駅へむかいます。
列車の中で「平泉義経」をいただきます。
「平泉義経」は、古代米のゆかりご飯が特色です。

©2012「駅弁ひとり旅」制作委員会櫻井寛・はやせ淳/双葉社
松島駅から観光がてら松島海岸駅まで歩いた二人は、仙石線に乗って、仙台駅へむかいます。
仙台駅に着いた二人は、仙台城跡にあるベンチで「牛たん弁当」と「伊達武将隊弁当」をいただきます。
「牛たん弁当」は言わすと知れた仙台の名産「牛タン」を加熱式容器であたためて食べられます。

©2012「駅弁ひとり旅」制作委員会櫻井寛・はやせ淳/双葉社
「伊達武将隊弁当」は、5人の武将のゆかりある地域の各名産をふんだんに盛り込んだ見た目も楽しい弁当です。

©2012「駅弁ひとり旅」制作委員会櫻井寛・はやせ淳/双葉社
仙台駅を出発した二人は東北本線で福島駅へとむかいます。
福島駅で二人は別れ、中原大介はふただび全国一周駅弁ローカル鉄道の旅を続けます。
このドラマは、東北の復興のために撮影されたものなので、東北編以外は存在せず、第6話までで終了です。
漫画では全国を回っていますので、ぜひそちらで各地の駅弁をお楽しみください。
食をテーマにしたドラマ
東北の電車に乗りながらひたすら駅弁を食べるドラマ「駅弁ひとり旅」
ドラマ「孤独のグルメ」で紹介されたお店がどれもおいしそうだった
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