漫画「ラインドンキング」は、月刊少年シリウスという講談社の雑誌で2018年から連載されています。
2019年に単行本1巻が発売されるや、話題作として各方面で取り上げられています。
いわゆる「異世界冒険もの」なのですが、他の作品とは一線を画す独特の世界観がおもしろい作品です。

©馬場康誌/講談社
オススメポイント
- 主人公が筋肉ゴリゴリのおじさん
- 女性キャラクターがかわいい
- 主人公が素手の格闘なのに無双級に強い
- 職業やアイテムの設定が細かく奥が深い

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主人公プルチノフの強烈なキャラ
プルジア共和国は、15年前に武力により独立を果たした小国です。
終身大統領アレクサンドル・プルチノフは乗り物や生き物を乗りこなすことが大好きな「騎乗欲」の持ち主です。

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彼は、既にあらゆる乗り物や生き物を乗りこなしていて未知の乗り物を探していました。
彼は、プルジア解放の英雄にして、武術や格闘技でも数え切れぬほどの黒帯を持つ達人です。
あらすじ
ある日、プルジア人に恨みを持つテロリストがトラックでプルチノフの所へ突っ込んできました。
プルチノフは地面のコンクリートを足で蹴り上げてトラックを浮かせて背負い投げするという超人技で危機を回避します。

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しかし、その衝撃で自分の銅像の頭が折れて降ってきて、意識を失います。
次に彼が目を覚ましたのは、巨大な翼を持つ竜が空を飛ぶ異世界でした。
サキとベルとの出会い
巨大な竜に襲われていた冒険者のサキとベルを助けたことにより、プルチノフは異世界で冒険者として生きていくことになります。

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プルチノフは、近接戦闘では元々圧倒的な能力を持っていました。
異世界では格闘技の「気」をうまく利用することにより、とんでもない魔力まで発揮してしまいます。

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このプルチノフのとんでもない戦闘力を利用してサキとベルは大儲けをしようと企みます。
大統領就任以来の長期休暇、「騎乗休暇(ライドンタイム)」の大冒険のはじまりです。
細かい異世界設定
魔石と魔法
魔獣の心臓近くにある魔石を魔道具と呼ばれるアイテムにセットして魔力を込めれば魔法が使えます。
武器に魔石をセットして魔結(ファイナライズ)すると、武器がパワーアップします。

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人間の内2~3%の者しか魔力を体外に発現させることができません。
加護
神の加護という特殊能力を持つ人がいて、プルチノフは文字を翻訳する加護を持っているので異世界の言葉を理解したり文字を読んだりできます。
帯で分かる冒険者のレベル
ギルドで冒険者に登録すると帯がもらえ、帯の色で強さが分かります。
白→オレンジ→青→黄→緑→茶→黒という順で強くなっていきます。
黒帯が中級冒険者の証で、それ以上強くなると黒帯に金のラインが増えていきます。
まだまだあります異世界漫画
料理×ネットスーパーで無敵の異世界漫画「とんでもスキルで異世界放浪メシ」
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