漫画「まくむすび」は、めずらしい高校演劇部の青春漫画

その他
©保谷伸/集英社

漫画「まくむすび」は、保谷新が週刊ヤングジャンプで2019年から連載している作品です。

まくむすび おにぎり

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オススメポイント

  • めずらしい高校演劇部の漫画
  • 女子高校生の尖った青春を描いた作品
  • 演劇の世界の知識が盛りだくさん

あらすじ

仙台星見高校の新入学生として土暮咲良(つちくれさくら)は、漫画を描くことが大好きな普通の女の子です。

咲良

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しかし、ある日親友のカレンに見せた自作の漫画を「ぜんぜんわかんないや」と言われたことがトラウマになり、自分の漫画に自信が持てなくなり、もうやめてしまおうと思います。

カレン

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全部処分したと思った自作の漫画ノートがいつの間にかカバンの中に入っていて、色々あって演劇部の手に渡ってしまいます。

新入生歓迎会の部活紹介で演劇部が行った演劇は、まさか咲良が描いた漫画の内容そのものでした。

咲良は自分が描いた漫画が勝手に公演されていることに恥ずかしさを覚えていましたが、だんだんと演劇の美しい世界観に感動し、引き込まれていきます。

咲良 感動

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それから、咲良は高校演劇部の世界に足を踏み入れていくことになります。

仙台星見高校演劇部の仲間

土暮咲良と一緒に演劇部に入った栗原芽衣(くりはらめい)は、何の才能もない普通の人間であることを悩んでいる普通の女子高生です。

栗原芽衣

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松嶋蓮(まつしまれん)は、同じ1年生で、お菓子に釣られて演劇部にやってきたひょうひょうとしたやる気のない女子高生です。

しかし、独特の世界観を持っており、個性的な演技で人をひきつけます。

松嶋蓮

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2年生のジャス子は役者をやっていて、新入生歓迎会でも圧倒的な演技力で新入生たちの心をひきつけました。

ジャス子

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同じく2年生のボーズは音響を担当しています。

漫画内では、ほとんど顔が出てこない謎の存在です。

3年生のママ先輩は主に演出や照明をやっています。

優しく、演劇部の良心のような存在です。

ママ先輩

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仙台星見高校演劇部では、過去に大事件が発生し、ほとんどの部員が辞めていったため、新しく来た1年生の他にはジャス子、ボーズ、ママ先輩しかいません。

高校演劇が目指す舞台

高校演劇では、文化部のインターハイと呼ばれる全国高等学校総合文化祭(総文祭)の一種目である全国高等学校演劇大会を目指します。

全国に2000校ある高校演劇部のうち、地区大会、県大会、ブロック大会を勝ち抜いた12校しか出場できない甲子園より出場が難しいといわれる大会です。

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