日本一のプログラマー及川卓也の華麗な経歴に驚いた

プロフェッショナル仕事の流儀 及川卓也 ドキュメンタリー
©NHKエンタープライズ

日本のIT業界のトップといえば、Tably株式会社の代表取締役・及川卓也という人は外せない候補です。

ちょうど及川卓也が独立前に超一流企業で腕を振るっていた2011年頃の仕事の内容をNHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」が追いかけていますので、その内容を元に及川卓也のすごさを紹介したいと思います。

都心の超高層ビルにあるエンジニアの楽園と呼ばれる企業Google

  • ビリヤードが遊べるプレイルーム
  • 寿司も食べられる無料の社員食堂
  • シャンパンで祝う

そのGoogleで最先端の開発を行っていた及川卓也(当時46歳)を追いかけたドキュメンタリーです。

及川卓也は2019年にTably株式会社を設立して独立開業を果たしていますが、この映像はまだGoogle日本法人で働く2011年頃のものです。

及川卓也

©NHKエンタープライズ

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及川卓也の華麗な経歴

及川卓也は、大学卒業後、DECという世界第二位のコンピューターメーカーに就職します。

DECは1998年にコンパックに買収され、コンパックは2001年にヒューレット・パッカードに買収されています。

DECで3年務めた後、マイクロソフト日本法人に就職し、Windows2000の開発に携わります。

その後、Googleに就職し、Chromeの開発マネージャーになります。

及川卓也の仕事

朝9時半、薄いピンクのシャツという比較的ラフな格好で六本木の超高層ビルに及川卓也は出勤します。

現在は渋谷ストリームに移転しましたが、以前は六本木ヒルズにgoogle日本法人はありました。

オフィスはぬいぐるみだらけです。

及川卓也は、新しいソフトウェアを開発する40人のエンジニアをまとめるリーダーです。

部下たちは、Googleに憧れて狭き門を通って入社してきた有名な天才プログラマーたちばかりです。

当時開発していたもの

撮影当時の2011年、及川卓也たちはクラウドコンピューティングのシステムを開発していました。

予測変換の機能を個別のパソコンではなく、別のパソコンを利用しているときでも個人の変換履歴に応じて表示できるように、クラウドを利用して開発していました。

及川卓也のリーダーシップ術

  • 物腰が柔らかい話し方で安心感を与える
  • 議論が止まると、あえてみんなが当たり前だと思うことを疑問として投げかける
  • 自分がやった方が速い仕事も、サポート役に徹して見守る

及川卓也の名言

「志を高く持つ、今までの仕組みを変える。仕組みを変えることによって、新しい価値観を社会だとか人々に提供することになる。きちっとその目的を明確にすること。」

「何かをやめたり変えたりするときには、痛みを伴うこともある。そういうのを誰かが決断しなきゃいけない。それが僕の役目。」

「全てのことに対してリスクはある。同じことを続けてたってリスクはあるわけです。同じリスクならば自分がやりたいほうの所のリスクを取って、自分が挑戦していくほうがいい。」

プロフェッショナルとは?という質問にはこう答えました。

「新しい世界を切り開くというのは、一人ではかなり難しいことだと思います。ですので、私にとってのプロフェッショナルというのは、いかに人を引き付けるかを考え、そのための努力を続けていく人かなという風に思います。」

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