時速800キロで地上15mのスレスレを飛ぶ、最も危険なモータースポーツ「エアレース」。
ディスカバリーチャンネルがエアレースの進化を追いかけたDVDが「飛行機レースの歴史」です。
世界最大のエアレース
世界最大のエアレース、リノエアレースでは、毎年100人のパイロットと10万人の観客が集まります。
一番人気のアンリミテッドクラスでは、レシプロエンジンであることと、プロペラ機であること以外ルールはありません。
リノエアレースにはゴールド・シルバー・ブロンズの3つのクラスがあり、成績に応じてクラスが上がっていきます。
第二次世界大戦機と呼ばれる懐かしいプロペラ機たちに、最新鋭の設備を積み込んで勝負に挑みます。

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エアレースの歴史
初期のエアレース
1909年、ライト兄弟の初飛行からわずか6年後に最初のエアレースがフランスで開催されました。

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水上機によるエアレースの時代
1912年になると、陸上機ではなく、水上に離着陸できる水上機が主役になります。

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水上機は軍用機として有用だったため、各国が競って開発を進めました。
1914年の第一次世界大戦により飛行機の性能は大きく飛躍しました。
シュナイダーカップの誕生
1920年のエアレース・シュナイダーカップではイギリス、アメリカなどがこぞって参加する大きな大会になりました。
1925年アメリカにジミー・ドゥーリトルというヒーローが現われます。
飛行中の飛行機の翼の上に乗るというアクロバット飛行で上官に怒られたという伝説を持つ陸軍航空隊のパイロットです。
最新鋭の設備を載せたアメリカの飛行機が世界を圧倒しました。

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トンプソン杯が誕生
1930年代になると、トンプソン杯で史上初の三連覇を成し遂げたロスコー・ターナーというヒーローが現われます。

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彼は、CMにも積極的に出て、お茶の間の人気者になりました。
その後、1940年代になるとジャッキー・コクランという女性パイロットが大人気になります。
1952年には、女性で初めて音速を超えることに成功し、殿堂入りを果たしました。

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