「ドラバラ鈴井の巣」は、鈴井貴之、大泉洋、安田顕の三人がそれぞれドラマの脚本を作り、チームナックスのメンバーたちが演じる様子を製作過程も含めて放送するドラマ+バラエティの北海道テレビの深夜番組です。
「なんてったってアイドル」は、シリーズ最終の第7作目です。
今回は、最高の作品を作るため、大泉洋が原案、鈴井貴之が脚本、安田顕が脚色を担当するリレー方式で3人が協力して1つのドラマを作り上げます。
いつもどおり脚本作りからドタバタ
まず原案担当の大泉洋ですが、今回は「歌って踊るドラマを作りたい」というイメージから全てが始まります。

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そして、「料理番組の要素も取り入れたい」と言い出します。
それを元に鈴井貴之が脚本を仕上げ、安田顕が脚色し、出来上がった台本を3人で読んでみます。

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大泉洋の要望のとおり、昔の仲間がバンドを結成する物語に料理の要素も加えたストーリーが出来上がりますが、大泉洋から衝撃の発言があります。
「ボクね、アイドルになりたい」
この発言により、バンドマンの話ではなくアイドルを目指す話に方向転換し、脚本はやり直しになってしまいます。
完成したドラマ
安田顕は元アイドル歌手で、人気がなくなりムード歌謡歌手として再起を図る轟一郎役です。
大泉洋は、敏腕検事ですが、子供が病気で入院しており、自分がアイドルになることで勇気づけてあげたいと考える大林健太郎役です。
森崎博之は、平凡なサラリーマンですが、自分を変えたくてアイドルを目指す中田光一役です。
音尾琢真は、普段は医者ですが、こっそりと一人で公演でアイドル活動をしている久田大役です。
そんな4人が集まって1夜限りのアイドル活動をするのですが、なんと最終回のダンスシーンは、生放送です。

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ドラマのワンシーンに生放送の歌とダンスを組み入れるという衝撃作品です。
パパイヤ鈴木が考えたダンスは、キレのある難易度の高いもので、特に間奏での高速ダンスは必見です。
特典映像もおもしろい
特典映像のメイキング集もみどころがたくさんあります。
むしろ、「ドラバラ鈴井の巣」は、このメイキングが一番おもしろいといってもいいでしょう。
撮影当時の2007年は、ちょうど冬のソナタブームの頃で、大泉洋によるヨン様顔マネが現場のいたるところで披露されます。

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また、大泉洋が「水曜どうでしょう」などでたびたびモノマネを披露してきた料理人の土井善晴本人がドラマに登場しました。
メイキングでの2人の土井善晴に注目です。

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また、ヒロイン役の天然女優大河内奈々子vsチームナックスの対決も必見です。

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