「振り返れば奴がいる」は織田裕二と石黒賢のW主演による1993年のTVドラマです。
三谷幸喜が脚本を書いているのに、ものすごく暗い内容です。
また、最終回の終わり方も、かなり衝撃の作品です。
あらすじ(ネタばれなし)
天真楼病院の外科医である司馬江太郎(織田裕二)は27歳にして、この病院のエースと呼ばれるほどの実力を持っている天才外科医です。
しかし、横柄な態度と、同僚たちにも妥協を許さない厳しい姿勢、色々な黒いウワサもあり、病院内では嫌われています。

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石川 玄(石黒賢)は、カンザス州の病院からやってきた、正義感の強い外科医です。
第1話では、急患がやってきて石川玄が対応しますが、さらなる急患で医者が足りなくなります。

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ちょうど非番だった司馬江太郎が、病院内の部屋で麻雀をしていました。

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石川玄は、司馬江太郎に手伝うよう依頼しますが、断られます。
患者の命を何とも思っていないような司馬江太郎の発言に、石川玄は怒り、ここから二人のライバル関係が始まります。

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衝撃のラスト(思いっきりネタバレあり)
物語中盤で、石川玄が胃がんであることが発覚し、手術しても助かる可能性がほとんどないことが分かります。
司馬江太郎は、患者を安楽死させるために大量の鎮静剤を投与したことが原因で、病院を辞めることになります。
最終話では、石川玄が血を吐いて倒れ、緊急手術を行うことになります。

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病院を辞めて、今まさに出ていこうとしていた司馬江太郎が、石川玄のために戻ってきて手術を行います。

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二人の仲直りにより、手術も無事成功してハッピーエンドかと思いきや、とんでもない終わりを迎えます。
一度は成功したと思えた石川玄の手術ですが、すぐに容態が急変し、そのまま死んでしまいます。

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自分の不甲斐なさに、怒り、そのまま病院を去る司馬江太郎ですが、かつての同僚であった平賀 友一(西村雅彦)に後ろから刃物で刺されて倒れてしまいます。

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そして、そのまま司馬江太郎が倒れたところでドラマは終わりです。
W主演が、最終回でどっちも死ぬという、衝撃的な終わり方のドラマでした。
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