動物の強さを比べるときに、パワーやスピードではなく、純粋な生命力、危険な状況から生き延びる力を持った動物だけを集めて比べてみると、ライオンやトラではない、非常にマニアックな動物たちの戦いになりました。
この記事の元となった資料:
ナショナルジオグラフィック「最強!アニマル決定戦 脅威の生命力編」
10位 メジロザメ

©ナショナルジオグラフィック社
ハリケーンのエネルギーは核爆弾1万発と言われています。
フロリダ州の浅瀬に住むメジロザメは、耳が発達していて気圧の変化を察知できます。
そのため巨大なハリケーンが来ることを予知して安全な海域まで逃げることができます。
9位 ラクダ

©ナショナルジオグラフィック社
砂漠に住むラクダは、水も日陰もない状態で1日中平然と走り続けることができます。
水なしで8日間生き延びることができます。
体のコブに脂肪を蓄えているので、1か月間食事をとらなくても大丈夫です。
8位 砂漠アリ

©ナショナルジオグラフィック
砂漠アリは雨季になると葉っぱの箱舟を作って、それに乗って移動します。
洪水で他の動物たちが生きられないような場所でも、仲間たち全員を乗せて簡単に移動することができます。
そして新たな巣穴を見つけて快適に新たな暮らしをはじめます。
7位 トラフサンショウウオ

©ナショナルジオグラフィック
アリゾナに住むトラフサンショウウオは生まれる子供に個体差があります。
通常の個体はプランクトンを食べるのですが、一部の頭が大きな個体は、仲間を食べることで生き延びることができます。
6位 ホッキョクグマ

©ナショナルジオグラフィック
体毛と分厚い脂肪が断熱材の構造になっていて、寒さに耐えることができます。
最強のスーツを身に着けているのです。
そのおかげで、北極では敵がおらず、食物連鎖の頂点に立ちます。
5位 アメリカアカガエル

©ナショナルジオグラフィック
アメリカアカガエルは、冬になり体が凍り付いてしまい呼吸が止まっても仮死状態のまま冬を超えることができます。
4位 ニワトリ

©ナショナルジオグラフィック
アメリカのある農場で、首を切り落としたにもかかわらず生き残った「マイク」という有名なニワトリがいました。
飼い主がスポイトで首からエサを与えることで18か月も生き延びることができました。
3位 ネズミ

©ナショナルジオグラフィック
ネズミは1組のつがいから、1年で15000匹も子供を生むことができます。
驚異の繫殖力を持ち、核兵器で人類が滅亡した後でも生き延びることができると言われています。
2位 ハイギョ

©ナショナルジオグラフィック
アフリカで厳しい乾季が訪れ、川が干上がり、全ての魚が死に絶えても、ハイギョは肺呼吸ができるので、泥の中に潜り込んで生き延びることができます。
数年間も土の中で過ごすことができます。
1位 ダニ

©ナショナルジオグラフィック
ダニは1年間でヘラジカから40リットルもの血を吸います。
自分の体の大きさの何十倍もの食料を体内に貯め込んで、おくことができます。
アフリカに住むダニは、獲物が見つからなくても10年生きられたという報告があるほど生命力が強い生き物です。
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