日本を代表するデザイナー吉岡徳仁の仕事

プロフェッショナル 吉岡徳仁 ドキュメンタリー
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海外から依頼が相次ぐ日本を代表するデザイナー、吉岡徳仁(よしおかとくじん)。

携帯電話やイスなどの工業製品だけでなく、一流ブランドの店舗デザインなども手掛ける工業・空間デザイナーです。

yoshioka

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参考資料:プロフェッショナル 仕事の流儀 暗中模索、未来創造  デザイナー吉岡徳仁の仕事

吉岡徳仁の一日

東京、代官山にあるオフィスには6人のスタッフが働いています。

オフィス

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古い米蔵を改造した独特の空間です。

代表作には、紙で作ったイスがあります。

代表作 イス

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独特すぎる最先端のデザインが評判を呼び、ずっと日本を拠点にして活動しているにも関わらず、海外からのデザインの依頼がひっきりなしです。

若い頃の失敗

九州の佐賀に生まれた吉岡徳仁は、子供の頃から絵を描くのが好きでした。

高校卒業後に上京し、専門学校でデザインを学びました。

憧れは工業・空間デザイナーの倉俣史朗(くらまたしろう)でした。

倉俣史朗

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アクリルなのど新しい素材で斬新な家具を作り、世界から注目を集める人物でした。

21歳のときに三宅一生の元で働き、デザインを磨きました。

5年後に独立し、液晶を使った斬新な家具を作りますが、世間からの評価はイマイチで、モヤモヤした日々を過ごしていました。

31歳のときに三宅一生から、三宅一生展の空間をデザインするという大きな仕事をもらいました。

三宅一生の「子供でも楽しめるものを作れ」という言葉を思い出し、シンプルでおもしろいものを作ろうとします。

服を天井から吊るし、それが踊るように動く仕掛けを作りました。

イッセイミヤケ展

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独創的な空間はパリの話題をさらいました。

デザインで大切なのは表面的な新しさではなく、人の気持ちを動かすことだと気が付きました。

天才デザイナーの言葉

「いい形だなとか、シンプルな形だな、じゃなくて、なんか使ってる時にどういう気持ちでこういうものを使うかとか、そういうものってすごい重要なんですよね。」

「次の時代を切り拓くようなきっかけを作りたい。」

プロフェッショナルとは?という質問には次のように答えました。

「自分で限界を決めないというか、限界を決めずに最後まで努力していくっていうことですかね。」

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