なぜか日本中にある不思議な形の仏像の数々

羅怙羅尊者像 ドキュメンタリー
©2014関西テレビ放送

日本の寺には、なぜそのような形にしたのか分からない奇妙な形をした仏像がたくさんあります。

その中でも、特に奇妙な至極の仏像たちを紹介します。

口から仏を吐き出す像

月輪寺(つきのわでら)

空也上人立像

空也

©2014関西テレビ放送

平安時代の僧で、彼が南無阿弥陀仏を唱えると、その一文字一文字が阿弥陀仏となったという伝説を再現した像です。

不思議なポーズの仏像

神童寺(しんどうじ)

蔵王権現像

蔵王権現像

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右手と右足を挙げている日本でも珍しい像で、天井からひもで吊るさなければ立つことができません。

走る大黒様

正法寺(京都市西京区)

走り大黒天

走り大黒天

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人々に一刻も早く福を届けたいという大黒天の願いが具現して走っているようにみえるそうです。

腹の中からお釈迦様

萬福寺(京都府宇治市)

羅͡怙羅尊者像

羅怙羅尊者像

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「人はその心の中に必ず仏の心を宿す」という教えを伝えるため胸を開きお釈迦さんの顔を見せているそうです。

アフロヘアーの仏像

昆陽山 地蔵院

五劫思惟阿弥陀像

五劫思惟阿弥陀像

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気が遠くなるほど長時間考え続けた結果、このような髪型になったと言われています。

キツネに乗る像

宝福寺(京都市)

金毘羅大権現像

金毘羅大権現像

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足元にはきつねがいます。

全裸の地蔵

新薬師寺(奈良県)

おたま地蔵尊像

おたま地蔵尊像

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景清地蔵という他の像の中から出てきた像です。

鎌倉時代に作られ、近年になり中に他の像が入っていることが分かり分離され、有名になりました。

変な髪型の仏像

横蔵寺

深沙大将立像

深沙大将立像

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逆立った髪が天に向かって伸びている不思議な像です。

何か色々持ってる像

来迎院(京都市)

ゆな荒神像

ゆな荒神像

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日本最古の荒神像とされています。

ふんどし一丁の像

福田寺(ふくでんじ)(京都市)

龍神像

龍神像

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雨乞いを行う像です。

蛇の体を持つ像

本山寺(大阪府)

宇賀神王

宇賀神王

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様々な異形の像が日本中にありますが、その中でも圧倒的なビジュアルを誇る必見の像です。

 

参考資料:TV見仏記

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